
今くらいの時期を、麦秋と呼ぶのだそうです。
麦が実り、収穫される頃。陰暦4月。
空は梅雨前の最後の青で、地には麦の黄金。
美頬さんのらくっこ☆ぴこりんで、美しい麦畑のお写真、見ました。
空の青と大地の麦色。色彩のコントラストがとてもきれいです。
はじめて見るのに、なんだか懐かしいです。
たぶん、私の無意識は、「その者、青き衣をまとい、金色の野に降り立つべし」を思い浮かべてる気もしますが(;・∀・)
私は大きな麦畑を見たことがなくて、麦秋っていうと、まず小津安二郎の映画が浮かんでしまいます。
昔はどこでも、米の前に麦を作っていたのでしょうが、今は群馬・栃木・埼玉、それに九州や、うどんの四国あたりが主な産地らしい。
関西でも、揖保川周辺とか、そうめんの産地では作ってるようです。いや、滋賀でも淡路島でも、わりとどこでも作ってるようなのですが、あまり記憶がなくて(汗
今はじめて気づいたのですが、夏に麦茶とそうめん。
これは、麦が収穫された直後だから…なんでしょうね。麦を見慣れてる方には、すごく当たり前なことなのかもしれませんが(汗
麦秋、麦の秋は、初夏の季語。
季語って、季節の言葉と思ってるけど、むしろ農作業の言葉であり、俳句には本来、農民の言葉が混じってるはずのものなのかも。大地の言葉というか。
なまけるな大麦小麦烏麦一茶の句から。
むら雀麦わら笛におどる也
揚土に何を種とて麦一穂
麦秋や本の秋より寒い雨
麦秋やしはがれ声の小田の雁
麦秋や子を負ながらいわし売
麦秋やうらの苔屋は魚の秋
麦の穂や大骨折りて行く小蝶
陽炎の真盛なり麦の秋
麦秋のあて事もない夜寒かな
風引な大麦小麦烏麦
トラバありがとうございます♪
ええ、ご明察。うちは「関西でも、揖保川周辺とか、そうめんの産地では作ってるようです。」と書いていただいた、その周辺近くなんです。
大きな麦畑かどうかはわかりませんが、ちまちま、みんな作っているようです。
稲の収穫期とちがって、麦の秋の頃っていうのは、夏至に向かう頃で、収穫はうれしいんだけど、これから日は短くなっていくし田んぼはタイヘンだし、そういう意味でちょっとさびしいかな、と。
麦わら帽子、ストロー(麦わら)、麦わら細工、麦茶、麦酒・・
どれも好きなものばかりですv
たびたびすみません。
5月の末ごろにも写真をアップしてます。
麦は青いわ、空は青くないわで・・(笑
http://sosite.blog.ocn.ne.jp/sub_rosa/2005/05/post_662c.html
埼玉代表のどみです(笑)。トラバありがとうございます。
こちらでは小麦、大麦、ビール麦などなど、たくさんの麦畑が広がっていますよ。
今は田植えと麦刈りの真っ最中で、農家の方たちが忙しそうにしております。
こちらのページのトラックバック表示が不調で失礼しました。
Posted by: どみ : June 11, 2005 11:43 PM麦、綺麗!
子供の頃、ファージョンの「ムギと王さま」を読んでいたら、麦畑が金色って描写されていて、「えっ、金色?」と半信半疑だったんです。でも麦畑ってほんとに金色なんですねー。初めて麦畑を見たのは、確か近江の方だったと思うんですが、本当に金色だったので感動してしまいました☆
それ以来、車で郊外を走ってる時は麦畑を探す習性になったんですけど(笑)、それ以来あんまり麦畑が見れなくて(時期的な問題もありますが)すごく残念だったのでした。ここで麦の写真が見れてとっても嬉しいです!!
それと、津原泰水さん祭り(すっかり津原さんの気分になってますが、他の作家さんでも)、どうします? OverQさんが音頭を取って下さると嬉しいなあと思いつつ、でも次のたらいまわしが遅れそうだというのも併せて、うちでも告知した方が良さそうな気もしているのですが… そう言いつつも何も考えてない私。(きゃああ、すみません)
Posted by:★美頬さん。
>揖保川のあたり。
おおー、そうだったのですね。
私は麦畑を見たことがない…というより、見ていても、気づかずにいたのではないかとも思うのです。
最近、ベランダで野菜を育て始めたのですが、これまで見えてなかった、農業や園芸や植物の世界が、
すぐそばに、広大に広がっているという、当たり前の事実にやっと気づきました。
米は収穫されると祭りになって、神様のことと強く結びつけられますが、
麦はもっと日常的実用的で、人間的な捉えられ方なのでしょうか。
一茶の句をながめてると、そんな気がしました。一茶だというせいかもしれないけれど(;・∀・)
麦は香ばしいかおりと、あの色が、夏の強い日差しといっしょになって想起されて、とてもなつかしい感じがします。
夏って、どこか、時が止まっている感じがします。
★どみさん。
こんばんは。
麦秋で検索してるうち、たどり着き、
とっても麦色黄金色だったので、感動して、
いきなりトラックバックさせていただきました☆
>小麦大麦ビール麦
なんだか、すてきな響きです。
それぞれの麦を手にとって、ちがいがわかると、
もっと、この三つ並べた響きが楽しめるんだろうなぁ。。
でも、農家の方は、忙しい時期なんで、
麦にはさらに実際的な思いが重ねられるのでしょうね。
一茶の句で、「怠けるな・風邪引くな」といったのも、
そのことに思いが至ると、血が通ってあたたかい感じがします☆
★四季さん。
麦畑って、ほんとに金色。
初夏の光の下だから、最後の輝きが光るのですね。
命の盛りと死の共存。。
小津の「麦秋」は、婚期が遅れてる娘が嫁に行く話なのですが、
年寄りもたくさん出てきます。子供もたくさん出てきます。
生死がいっしょになって、サイクルを刻んで行く、というだけの話。
みなさんのおかげで、麦のこと、農作業のことが、ちょこっとわかって、
なんか小津映画の核心が感じ取れた気がします☆
津原、やります!
津原しか考えられないです(笑)
やっぱり、どう見ても、いろんな観点から、津原です!