ポマード、ポマード、ポマード。
今夜の三十三夜は「相撲」。
前のエントリーに時間がかかって、イラスト書く時間とれず。むかし書いた猫のイラストを使いましたが、内容と何の関連性もない。もうそれは計り知れないほどの無関係…ああ、でも、いつもそうだという気もしてきた…
相撲膨脹関は空前の相撲取りだ。
彼の肉体は白くやわらかい
広大な脂肪であり
水平にどこまでも広がって
ついには土俵全体を覆い尽くした。
相手は彼の消化液まじりの汗の中に包まれ
ゆっくりと溶けていく。
なんら屹立するものではないので
膨脹には転倒がない。
あるいははじめから
地に転がっている。
土俵に充満し
相手に存在の場を与えないばかりか
みずからも土俵からはみ出している。
だから勝ち負けさえはっきりしない。
誰も勝てない。
誰も負けない。
彼がもたらすものは
戦いではない。
混沌である。
勝負ではなく
なしくずし。