今回は、リンダ・ロンシュタットが歌う、スタンダードナンバー集を。
For Sentimental Reasons / Linda Ronstadt
リンダ・ロンシュタット。ロックの歌姫…だった、と過去形で言うと、失礼すぎるのであろうか。
彼女が、「姫」の地位から、新たに見出した境地。
それが、スタンダード・ナンバーの数々。
・When You Wish Upon a Star
・'Round Midnight
・My Funny Valentine
・Sophisticated Lady
・Skylark
・Lover Man
・Someone to Watch over Me…etc.
曲名を知らなくても、聞いたことのある楽曲の数々。スタンダードを聞くための、最良のアルバムのひとつではないでしょうか。
そして、ネルソン・リドルの、最後の作品。
泣けます、いいです、思い出します、うっとりします。
若い人は、未来のロマンスを思い、年長者は(笑)、かつての出来事を重ね合わせる…。
80年代、リンダ・ロンシュタットは、ネルソン・リドルと、全部で三枚のアルバムを作りました。あとの二枚は、
What's New
Lush Life
ネルソン・リドルは、フランク・シナトラの編曲者。というより、フランク・シナトラの名で聴く音楽を作ったのは、ネルソン・リドル。
アメリカのポピュラーミュージックの典型を作ったひとりです。
アメリカ人が「音楽」と感じるものの、かなりの程度を、リドルが作っている可能性があります。アメリカ人だけじゃなく、日本人もたいていは影響をまぬがれてはいないでしょう。
映画音楽もたくさん担当しています。また、「リドル的なもの」となると、これはもう無限に広がる感じ。
ハードロックでもないし、本格クラッシックでもないけど、ちまたにあふれている音楽、それは大元をたどっていくと、ネルソン・リドルに行き着く。。
スタンダードって不思議な音楽ですよね。
曲も詞も、よく見れば、ごくシンプル。少し才能があれば、作れそうな気もします。
でも、スタンダードになりえる曲と、実際にスタンダードになった曲は、やっぱり隔たりがある。
たぶん、「中身」の問題じゃなく、「思い入れ」の問題かもしれません。
スタンダードになると、いろんなアレンジで、何度も何度も演奏される。
多くの人が、さまざまな状況で聞き、それぞれの思いを持つ。映画音楽・BGMその他、ありとあらゆる場所に、引用される。
そして、さまざまな「思い入れ」が語られもし、曲はたんなる楽曲ではなくて、「歴史」を持つようになる。
作曲者・作詞者も、ディープなエピソードを持ってることが多い、スタンダードナンバー。
ちなみに。
京都には、カフェ・リドルという、老舗のカフェがあります。とても落ち着いた雰囲気の、しっとり深い味わいの珈琲を飲めるお店です。
ネルソン・リドルにちなんでつけた名前だそうです。
My funny Valentine
Sweet comic Valentine
You make me smile with my heart
Your looks are laughable
Unphotographable
Yet you're my favourite work of artIs your figure less than Greek
Is your mouth a little weak
When you open it to speak
Are you smart?But don't change a hair for me
Not if you care for me
Stay little Valentine stay
Each day is Valentine's dayIs your figure less than Greek
Is your mouth a little weak
When you open it to speak
Are you smart?But don't you change one hair for me
Not if you care for me
Stay little Valentine stay
Each day is Valentine's day
リンダ・ロンシュタット!何と懐かしい!一世風靡しましたね。
overQさんのリンクから、懐かしさのあまり視聴してきたら、彼女、「星に願いを」をしっとり」と歌ってました。
もっとアップテンポな、イケイケのイメージがあったので、ちょっとびっくり。
時は流れたのですね。
寺町三条にあるとおっしゃる、「カフェ・リドル」そこへ行けば、overQさんに会えるんでしょうか?(笑)
こんばんは〜。
いつもながら深い洞察力に感服です。
↑のワルツさんのコメントも合わせて勉強になります。
試聴してみましたが、イケイケがイメージできないくらいうっとりしてしまいました。
「カフェ・リドル」はもしかして、「キルフェボン」の近所ですか?
こんばんは。ご参加ありがとうございます。
StandardってSimpleだからこそ残って行くのかもしれませんね。それ故にいろんなartistがいろんなやり方で表現できるのでStandardとなっていく気がします。
MyFunnyValentineを効果的に使ったFabulousBakerBoysって映画が思い出深いです。
>ワルツさん。
このロンシュタット、ものすごく気合が入ってます。イメチェンにかけるものがあったにちがいないです。
ネルソン・リドルも、自分の最後の仕事とさとってるようで、とても繊細なアレンジ。うっとりします(はあと
カフェ・リドルは、しばらく行ってないんです。マスターお元気だろうか。行ってみたら、つぶれてたりして(毒舌
>藍さん。
ロンシュタット、ネルソン・リドルと組んだ三枚のアルバムで、見事に「変身」しております。
かなり、イメチェンにかけるものがあったらしく、歌唱法も、かなり緻密に計算してるようです。つちかってきた歌い方を全部試してるみたいな感じです。
カフェ・リドル、キルフェボンの近くです。はじめて入るときは、かなり勇気がいります(笑) いちげんさん、お断りとかじゃないんですが。
値段も、べらぼうには高くないです。600円とか800円とか、ちょっと高めの水準だったと思います。おいしいです。
>JMさん。
まいど、ご苦労さまです(´▽`)
音楽をよく聴く方は、きっと何曲か、大好きなスタンダードがあるはず。
私は、マイ・ファニ・バレンタインが好きですが、それはもう異常に思い入れを持ってます(笑)
自分の気持ちは、この曲に、過不足なく表現されている、ほかに何もいらない、と思う瞬間があるほどですw
バンドで、いくつかコピーした思い出があります。
探せば、きっとレコードもあるはず・・・
でも、どの曲をコピーしたのかさっぱり記憶にないのです。
いっそぉ〜いじとぅび ふぉ〜りらぶ♪
は、フィルコリンズでしたっけ?
すみません。。。
本も音楽も、も1回、ためしてみたいものがたくさんありすぎて、忙しいです。
blogのおかげです。
picoさん、カエターノの話は、また近いうちにエントリしますね、picoさんだけのために(* ^ー゚)
本は、たらいまわしで、みなさんがご紹介いただいた本、ずいぶん、読んでます。
自分がふたん読まない本、ジャンルも多くて、たいへん面白いし、勉強になっております。
映画のたらいまわしも、やってみたいのだけれど、よろしければ、picoさんところから始めていただければ。
最初の主催者って、なんとなく、そのあとも「責任」があるみたいで、微妙にたいへんです(笑)
しかし。そもそも、全部にコメントとかは不可能なので、
「たらいまわし」にしたはずなんで、「中途で挫折する」のが、けっこうポイントです。
わたしは、「挫折」しましたw 物理的に不可能です(´ー`)
JMさんはほんと驚異的でスゴいです。
映画とか、漫画とか、考えてはいるのですが。
映画は、特に、好み激しくって、
実は嫌いな分野とかすごくあったりで・・
overQさんに倣って、テーマは「愛」で。
自分のエントリーも、すでにしっかりかたまっているのです。
例えば、「タイタニック」とか「A.I」エントリーされてしまったら・・・
どうコメントしていいものか、非常に殺伐としてしまいそうで…自分が怖いです。笑
一番好きなものは仕事にしないほうがよいというように。
映画は難しいのかも・・・つうか、熱くなりそう。笑
かといって、漫画はかたよってるし…
そんなこんなで、勝手に想定して足踏みをふんでおります。
PS ヴェローゾ、楽しみにしてます!(きゅん)
Posted by: pico : October 13, 2004 12:20 PMトラバ企画のコメントって、難しいですよね。
トラックバック返すだけなら、簡単なんですが。
知らないものだと何ともコメントのつけようがないし。
自分の嫌いなものを大好きといっておられる方が出現したりしたら…たしかに、恐怖です(笑)
やっぱり、みんな同じことを思ってるんですね。
ちょっと安心したりして。