今回はコウカイニッシ。のあさこさんからのお題で、
「20代に読みたい本は?」
十代後半から二十代前半くらいまでは、思い込みで本を読んでいた気がします。
この年頃にだけ可能な、過剰な思い込み・思い入れ。そんなこと全然本には書いてないはずなのに、それを勝手に読み取る。読み取った気になる。熱病に浮かされたような妄読の日々。。
誤読に継ぐ誤読(笑) もうね、本を読んでるんじゃなくて、自分を読んでるんです。
ただ、25までで、この読み方ができる時期は終わってしまうのが、ふつうではないでしょうか。終わらなかった人は教祖になれるかもしれません(獏
そんな二十代前半の妄想に投与してみたい本。
古典。とりわけ哲学書。
どんな過剰な妄想も受け止めれくれる本。時代ごとに人類が勝手に「意味」を読み取ってきた書物。プラトンでもカントでも論語でもいいんのです、でもどれかひとつしか選べない。何冊も読める本ではない。
二十代までに読まなかったら、生涯哲学書なしで無事すごせる哲学する機会を逸するのではないでしょうか。
ほんとのところ、どうせ、読めません(捨鉢
雰囲気だけ、おぼろげに残ってれば、それでいいんじゃないでしょうか。あと、やる気はあったってこととw
小説みたいに頭から終わりまで順に読めば、読んだことになるわけでもないです。入口ばかりで出口のない迷路のようなもの。すべてはつながっており、すべては行き止まり。同じ場所を行ったりきたり。でも、同じなのか違ってるのかさえ、よくわからない。
どこかで退却しなければならないんですが、それでも残るものはある。わかるのは本の内容ではなく、自分自身かもしれない。
それが、読書のもうひとつのスタイル、つまり直接その本を読んでいないときも、心のどこかで読んでいるような仕方を生み出す気がします。
結婚したり子供できたり病気や怪我したり、と日常を経て、その本からすっかり離れたつもりのときに、再読すると、意外とすんなりわかったりするかも。あるいは、忘れたつもりでいたものに支配されてたことがわかる。
たぶん、哲学書って、当たり前のことが書いてあるだけなんです。時限爆弾を仕掛けるように、二十代に読んでおくと、そんなことになります。
…と書いてみて気づいた。大学生のとき、先生から同じようなこと言われました。年寄りみたいな嫌なことを言う人だと思ってました(笑) 自分も同じ穴に罠に。
+
私といえば、二十代の頃はフォークナーが好きでした。
この年代特有の、シャニカマなところがあり、人のお勧めなんて絶対読まないw 自分だけ得意げな気持ちで読んでました。いや、いまもそうかもしれない(冷汗
英語を勉強していたので、なるべくペーパーバックで読みました。やや読みにくい作家ですが、絶望的ではないです。
好きだったのは、「野生の棕櫚 The Wild Palms」
フォークナーは、大江健三郎や中上健次が影響を受けた作家で、なんか重苦しいイメージなんですが、「野生の棕櫚」はそうでもないです。
映画「勝手にしやがれ」に出てきます。ジーン・セバーグが読んでるので(小説家志望の女)、当時はかっこいい系だったかもしれません。
セバーグ「何してるの?」
ベルモンド「脱がしている」
セ「ダメよ、今は」
ベ「まったく頭にくるぜ」
セ「フォークナー知ってる?」
ベ「いや、誰だ? 寝た男か?」
セ「違うわ、バカね」
ベ「なら興味ない。脱げよ」
セ「好きな作家なの。『野生の棕櫚』読んだ?」
ベ「読んでない。脱ぎな」
セ「最後の文章、素敵よ。“悲しみと無では、私は悲しみを選ぶ。”どっちを選ぶ?」
ベ「足の指を見せろ。女は足の指が大切だ」
セ「どっちを選ぶの?」
ベ「悲しみはバカげてる。無を選ぶね。悲しみは一つの妥協だ。全てか無かだ。今それが判った」

英語で読むと、文章がかっこいいんです。ハードボイルドから影響を受けた文体。語の出てくる順番が、視覚的に気持ちいい。
Wild Palms と Old Man という、二つの別々な小説が、交互に登場。村上春樹の「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」と同じような形式。
二つの小説の関連は、じつはよくわかりませんが、二十代の妄想力で突破できます(゚ー゚*)
非常に視覚的な場面が多く、たぶんジャームッシュはこの作品からずいぶん映像を引き出してます。
+
二十代も後半になると、恋愛が空想でなくなったはいいが、がんじがらめになってたりするかも。
結婚に至らない本気の恋愛って、やっぱり人生をねじ曲げる。人生にいつまでも伴走してくるのは、哲学書ではなく、悲惨な恋愛の記憶なんでしょうか。
恋愛は、ひょっとすると、ごく単純なメカニズムによって、動いているのかもしれません。病気が、小さな病原菌の、ありきたりな化学物質から引き起こされるように。
しかし、そう自覚できたとしても、恋愛の悲惨な坂道を転げ落ちるのを止めることはできませんw
恋愛のとどめようのない渦中にあって、利点といえば、「恋愛小説がわかる」ことくらいか(哀
万葉集とか読むと、ぐっと来ますよね、そんな時期。あわれです(無力笑
この時期にご賞味いただきたい一品は、ジョン・ファウルズ「魔術師」。
また、在庫切れですがw
みなさん、ちゃんと恋愛してるんでしょうか? この作品の読者が減るのは、おかしいのではないか。カスタマーレビューも絶賛の嵐なのに!復刊、命じておきます。
夜明け前に目覚め「死ぬほうがラクかもしれない」と思うようなときに読むと、ジャストミートします。
この道も、自分が始めて通るのじゃなくて、むしろよく踏み固められた道だと悟ると、ちょっとは救われるかも。
overQさん、こんばんは。トラックバックありがとうございます!
はぁぅ!まさに誤読の真っ只中の時期です、わたくし。な、なんでoverQさんはわかるんですかっ!?(ドキドキ)でも、それも25までですかー、なるほど。
くっ、哲学書にフォークナー(ペイパーバック)…気軽に「読んでみますぅ(はぁと)」と言えない私を許してください…(涙)とりあえず新潮文庫の『野生の棕櫚』を図書館で探すところからはじめてみます…!『魔術師』は表紙が怖くてスゴイですね。これはもう少し大人になってからかなぁ
oveQさん、こんばんは!
TBありがとうございました♪
>時限爆弾を仕掛けるように、二十代に読んでおくと、そんなことになります。
な、なるほど〜o(≧▽≦)o何だか深いお言葉です。
哲学書・・・。なかなか手が伸びませんが、しかし私も二十代のうちに時限爆弾を仕掛けておこうかなと、ちょっと思いました(。-_-。)ポッ
映画『勝手にしやがれ』観た事はないのですが、何だかかっこ良さそうですね!
Posted by: みらくる : November 11, 2004 11:34 PMoverQさん、好き!
今回のエントリーも夢のような感じでした。
フォークナーは、分からなくても、映画「勝手にしやがれ」のoverQさんが挙げておられる会話は、すごい示唆的。
服を脱がされてる時に、フォークナーを持ち出す女の人も、どうなんでしょう?(笑)
「悲しみか無」かを選んでる二人、面白いです。
女性が悲しみ、男性が無!なるほど、勉強になります。
>英語で読むと、文章がかっこいいんです。
さすがです!
20代は遠くなりつつあるんですが、哲学の本読んでみようかな。学校行ってる時は、いろんな人を読まされて、レポート書いたんですが、それがイヤだった・・。
前に、ベストセラーになった「ソフィーの世界」ヨースタイン・ゴルテル著は、読みましたが、なぜベストセラーにまでなったのかわからないです。確かに哲学の入門にはなりますか?
>あさこさん。
主催、ご苦労さまです!
二十歳くらいの頃は、ほんとに自分勝手に読んでました。
当時のノートなんかを見ると、赤面を通り越して、こんなわけのわからんやつとは関わりたくないとさえ思えます(縛
「魔術師」はすごくおすすめです。
ミステリー作品としても秀逸で、長い作品だけど、先が知りたくてどんどん読めます。
タロットカードの秩序に基づいて、ストーリーが展開する、ということらしく、「裏読み」が可能な作品なんだそうです。私はわかりませんでしたが( ;∀;)
>みらくるさん。
人生で、何度も読める本があると、やっぱり読書生活は豊かになりますよね。
なるべくなら、古典のような、いろんな時代、いろんな場所で、いろんな人が読んできた本のほうが、広がりがあってよいように思います。
でも、一方では、「自分だけの本」みたいなものも持ちたいんで、なかなか難しいです。
「勝手にしやがれ」はとてもかっこいい映画なんで、ぜひご覧ください!
ジーン・セバーグの短い髪のかっこいいこと!
>ワルツさん。
フォークナーは、まぎれもない大作家なんですが、文体が難しいのが、難点。
白痴の内面を言語化したりとか、派手な実験をやるんです。でも、そんなのなくても、話の筋だけでも、あきらかに偉大な作品ばかり。とても悲痛で、感動的です。
「勝手にしやがれ」の当時は、フォークナーはかっこよかったんでしょうか。実存主義とかも、黒いタートルネック着て、かっこよかったらしいですから。何が流行するかわかりませんねw
作家の倉橋由美子さんは、卒論でフォークナーを選ぼうとしたら、教授からダメだといわれたとか。
だから、その頃はまだ日本では、ちゃんとした作家とは思われてなかったんですね。
「勝手にしやがれ」で、男は、悲しみを拒絶して、ひたすら虚無に走ろうとするんですが、最期に悲しみにつかまってしまいます。
グリフィス「散り行く花」という映画からの引用になってるそうなんですが、やりすぎと思えるほど、すごい引用です。二つあわせてみると、この無茶な引用がわかって、感動的です。
高村薫の『晴子情歌』という本に「棕櫚」という字が出てきて
この年になってはじめて「しゅろ」と読むのだと知りました(恥)
そんな私ですから、overQさんの記事にはただただ圧倒されるばかりです。
『魔術師』読んでみたいなあ。
復刊ドットコムではまだ25票なんですねえ・・・
Yahooオークションにもないなあと思ったら
楽天フリマにたくさんありました。
http://esearch.rakuten.co.jp/rms/sd/esearch/vc?sv=5&g=0&v=2&f=A&sitem=%CB%E2%BD%D1%BB%D5+%A5%D5%A5%A1%A5%A6%A5%EB%A5%BA&nitem=&min=&max=
さすが、球団、買うだけのことはある(笑)
七生子です、こんにちは。
> 哲学する機会を逸するのではないでしょうか。
確か入学して早々に、教授からそう言われた記憶があります。
落ちこぼれ学生でしたが、4年間で学んだ事は今でも頭のどこかにこびりついてますね。
これから先、この経験が一生の財産になるんじゃないかと思ってます。
(なったらいいな♪)
さっそくジョン・ファウルズ「魔術師」をチェック。
「コレクター」の作家でもあるんですね〜。
こうしてみなさんのエントリを拝見しているだけで、
読みたい&よまなくちゃな本が山のように増えていきます(笑)。
overQさん、こんばんは!
やっぱり哲学書って20代のうちに読んでおかないと
ダメなんですね。
うわー、薄々感じてただけに、ガツンと来てしまいました!
時限爆弾の話も、すっごく分かります。
や、大学の時にそんな話を聞きたかったです…。
「勝手にしやがれ」のジーン・セバーグは、
ほんとかっこいいですね(^^)!
はじめまして!こんにちは。TBどうもありがとうございます。
哲学書ですかー。私は学生のころに『論語』と『大学』を読みました。
人間として当然だろ・・ということしか書かれていないのですが、実際行動にうつすとなるととても難しいことばかりです。
フォークナーは、全然読んだことがありません。今度図書館で探して見ます。他の方のコメントを読んでも全然想像がつかない・・・。(-L-;)気になる
『魔術師』はとても読んでみたいです!あの表紙がとても気になる・・。黒魔術っぽくて魅かれますね。
>LINさん。
大丈夫、棕櫚はふつう読めません。
高村薫もパソコンの変換で始めて知ったのかもしれませんw
棕櫚と書くとたいそうですが、英語ではパームで、軽い感じ。
植物のシュロだけじゃなくて、「手のひら」という意味もあって、この小説では重要な言葉になります。
フォークナーは一度大きく紹介したいんですが、手ごろないい翻訳がなくって。
「魔術師」
楽天にはあるんですね。
以前は河出文庫にあったんです。
私は上下巻を古本屋で200円で買いました(´ー`)
>七生子さん。
「コレクター」が、ジョン・ファウルズのデビュー作です。
ほかに「フランス軍中尉の妻」も映画化されてます。
「あとがき」によると、じつは「魔術師」も映画化されてるそうです。
マイケル・ケイン、アンソニー・クイン、キャンディス・バーゲン、アンナ・カリーナという、当時の大スターばかりのキャスト。しかも、脚色はファウルズ本人。
…でも、駄作だそうです。見ないほうがいいらしい(笑)
「コレクター」でさえ、原作の半分くらいの魅力だ、という話。私はコレクターのほうは読んでないんですが。
>これから先、この経験が一生の財産になるんじゃないかと思ってます。
哲学って、誰もが経験するけど、なかなか語り得ないものが、語られてるんじゃないでしょうか。
いつも、気づくのは、後になってからですが。
それで、哲学って役に立たないみたいに思われるのかもしれません。
でも、「わかる」ってこと、「語りえないものが語られた」ってことは、それだけで、大きな、絶対的な慰めになる気がします。
>四季さん。
こんばんは。
やる気があれば、いつからでも20代だと思ってます。思い込んでます。思うばっかりです( ;∀;)
哲学書は、20代の読み方(妄想読み)ができなくても、それぞれの年代で、もっとシックな読み方がほんとはあるはず。
むしろ、年取ってから初めて読み始めた、という人がいれば、その読み方はかなりユニークで、スゴいものになる可能性が大きいと思ってますし、実際、そんな人もたくさんおられるんじゃないでしょうか。
>ジーン・セバーグは、ほんとかっこいいですね(^^)!
ゴダールって、都会の人間を、ほんとに美しく撮りますよね。えらそうなこといってても、結局、女の子が好きなだけなんじゃないかなと、強く疑う瞬間があります(笑)
>moji茶さん。
こんばんは、はじめまして!
フォークナーはノーベル賞作家で、とってもすごい人なんですが、翻訳するのが難しいらしく、いいのがなくて、なかなかおすすめが見出せません(涙
新潮文庫「八月の光」あたりがわりとおすすめ。あと、大橋健三郎さんが、全集を翻訳してます。
映画「三つ数えろ」などの脚本も書いていてます。
「魔術師」は、サスペンスとしてもすごくうまい作品で、謎が謎を呼び、あきさせません。
私は恋愛小説として読んだんですが、いろんな読み方が可能なようで、ずいぶん流派のちがう人たちが絶賛されてます。
overQさん、こんばんは。
ゴダールについて、
>結局、女の子が好きなだけなんじゃないかなと、強く疑う瞬間があります
というのは、「核心」ではないでしょうか(^^
この間、ひさしぶりに「JLG/JLG」を観たんですが、ちゃっかり女の子のお尻を触ってましたし。しかも、ドストエフスキーがどうのこうのと言っているシーンで(^^
フォークナー。触発されました。機会をもうけて読んでみたいと思います。「八月の光」と「アブロサム、アブロサム!」は以前読んだんですけど(もちろん翻訳)。。。フォークナーの翻訳については、しばしば云々言われますね。やっぱり原書でしょうか?
ところで、中上健次さんにフォークナーを読むように勧めたのは柄谷行人さんだったそうですけど、大江健三郎さんの「万延元年のフットボール」(フォークナーの影響大)に熱中していた中上さんは、フォークナーを読み始めた途端、「大江健三郎はフォークナーがわかってない」とか言い出して(^^、「俺が日本のフォークナー」になるとか宣言しちゃいました。で、実際中上さんはその通りの活躍をしましたけど、彼は翻訳で読んだのでしょうか? だとしたら、読めちゃったんですね、核心が(^^ どんな制約があろうが「読めちゃう人」。すごいやら、おそろしいやら。
Posted by:>yasuさん。
こんばんは。
中上健次はフォークナーのパクリです。
しかも、ろくすっぽ読んでないのに、パクれてるw
しかし、この現象。
ガルシア・マルケスもまた、そうではないのか。
いや、そもそも。
フォークナー自身、ディケンズから得たもののは莫大なんですが、ちゃんとディケンズを読んだのでしょうか。
ドストエフスキーは、ディケンズなしでは、絶対ありえない作家のはずですが、どの程度、ディケンズを読んだんだろう。
カフカの「審判」は、ディケンズ「荒涼館」なしではありえないはずなのに、カフカはどの程度ディケンズを読んだのか、よくわからない。
ボルヘスはいつから盲目だったのか。
彼は、「読んだ」と称している作品を、本当に読んだのだろうか。
…こんな疑問をおぼえますw
影響とか剽窃とかいう現象。伝統とか歴史とか呼ばれてる現象。
謎だらけです。
私は私なのでしょうか。
壮大なお話です。
たんにその形式だけでなく、たんにその内容だけでなく、でも確実に透けて見えてくる影響関係。これを解明するなんて、わたしごときにはとても手に負えません(^^
Posted by:影響って、きっと検証すればするほど、かえって実証から離れて、神秘主義になりかねないような、不可思議なつながりかもしれませんね。
中上さんって、自分が書いたものの中にフォークナーを発見したんだと思います。外からフォークナーを取り入れたんじゃなく、自分の中からフォークナーが現われてきた。物を作る人に起こる神秘です。
yasuさんのコメントのおかげで、何か面白い観点が見えてきた気がしますヽ(´ー`)ノ
overQさん、おはようございます!
すっかり、のりおくれておりますpicoです。
20代のころ、哲学書は何冊か読んだのですが、
簡単なことをくるくるぐるぐるとこねくりまわして、
わざと難しくしているように感じたり。
変な日本語が我慢できなくて、ぐぅっとなってました。
いつも、ああ読まなければよかったと思わされるのに、
手をだしてしまう。。。そんな感じでした。
結局は、頭が悪くて理解できなかっただけのことなのですが。
overQさんの、時限爆弾説には、妙に納得してます。
夢の元素のように、あのわからなかったもの達が、
うめこまれているのだなぁと思う時があります。
フォークナーは、大江健三郎さんが翻訳されているのですね。
俄然、読みたくなりました。
哲学書もそうなのですが、翻訳本の、流れの悪い日本語がどうにも苦手だったのです。
>ほんとのところ、どうせ、読めません(捨鉢
OverQさんのような方がこう言ってくださると、とても安心します(笑)。
私も哲学書をあげておいて読んでいないのですが、やっぱり読めなくても読んでおけばよかったなぁと思います。
今からでもぼちぼち読んでみようかな。
精神年齢だけは若い(幼い!?)つもりなので(笑)。
>picoさん。
哲学書、たいていは取っ掛かりが難しい。翻訳に不備がある場合も多いです。でも、わかると、意外と当たり前のことが書いてあったりw
若い頃に、こういう、ゆっくり解読していくような読書も体験しておくといいのでは、と思いました。
繰り返し読んだり、じっくり時間をかけて読んだりして、わかるようになるものもあるのを、体で覚えておくとよいかも。
フォークナーの翻訳者は、大江さんではなく、大橋健三郎ですw
昔からよく間違えられるらしいです。
大橋さんのフォークナー全集って、九十年代半ばくらいにようやく完結したんです。30年くらいかかってるんじゃないでしょうか。なんと粘り強い。出版社もw
>せいこさん。
哲学は、文章が難しいものが多いですが、わかると意外と当たり前なことが書かれてるのかも。「名言」の宝庫でもあります。
読む速度も、読む方法も、小説などとはまったくちがうので、こういう読書もあるんだとちょっと知っておくと、他の本を読むときも、深く読めるかもしれません。
大きい問題を抱えてるときに読むと、あるいは答えてくれれる可能性のある書物です。哲学者って、どう考えても、不幸な人たちばかりですからねぇ。w
TBありがとうございました。
哲学…避け続けてはや数年(汗)
そろそろ手を出さないとなあ…とは思っているのですが。
ジョン・ファウルズ「魔術師」は初めて聞きましたが、面白そうですね。
しかし絶版なのか。
Mlle.Cさん、こんばんは。
「魔術師」、以前は河出文庫で出てたんです。
私は、古本屋で上下巻あわせて二百円で買いました。店の表の棚にさらしてある「特価品」でした。
やっぱり人気ないのかなぁ…。
でも、読んだ人はみんな面白いとおっしゃるのです。ミステリーとしても、よくできてます。
「コレクター」とか映画でリメイクされたら、そのついでに再販されるかも知れません。他力本願な…