[前回までのあらすじ]
ついに、「元肥」の謎を解いた父子。しかし、ベランダー道は、けわしい。。
子「父ちゃん、今日はひたいに汗して働いたよ」
父「ほどこしたな」
子「ほどこしたよ、元肥。ちょっと手遅れだけど」
父「ワリバシを突っ込んで、土に穴を開け、マグァンプK(緩効性肥料)と、苦土石灰を投与したのじゃ。遅ればせながらな」
子「それに、もう一鉢、これまでの知識を総動員した、パーフェクトでエレガントな鉢を作ったんだよ。元肥も苦土石灰も初めから混ぜ合わせたよ。しばらくしてなじんだら、ホウレンソウを植える予定だよ。でも、鉢は100円ショップのヤツで、イタリア直輸入おしゃれなテラコッタじゃないんだよ」
父「まだそれをいうか。未練じゃのう…」
子「父ちゃん、元肥・追肥って、モトヒとオイヒと読むのだろうか…」
父「そうじゃ。元肥は、やるのを忘れて、やり直したから、モトヒッじゃ」
子「…」
父「追肥は、それによって、オイヒー野菜ができるから、オイヒじゃ」
子「…父ちゃん」
アキコ「おとうさん…」
子「父ちゃん、肥料や石灰って、ほどこすって、いうんだね」
父「肥料。それは、ほどこす」
子「ほどこすって、具体的には、どんな作業かよくわからなくて、困ったね」
父「具体的作業。それは、困る」
子「混ぜる、と書いてあるのもあるし、埋める、と書いてあるのもある」
父「さらには、混ぜ込むだの、撒くだの、根から離してほどこすだの、すき込むだのと、まるで政治家の答弁のような表現が続く。遺憾ながら善処するしかなかろうて」
子「ナオンとシーメする」
父「それはちょっとちがうが。岩波国語辞典には、ちゃんと、ほどこすという単語の用例として、肥料を施すがある。ほかに、慈悲や、面目を、ほどこしているのじゃ」
子「ふーん」
父「まっ、まてよ、ヒューマ。これは! これは、何としたことじゃ! あるぞ、元肥・追肥! コエじゃ、モトコエ・オイコエじゃ」
子「父ちゃん! コエだ、コエだったんだ! モトコエ…オイコエ…IMEの用語辞書にも登録だ…」
(ひっしと抱き合う父と子…小一時間ほど。
結局、じわじわ染みるので、埋めても混ぜても、表面に置いても、それなりによいらしいのじゃ…)
(深夜の寝床で)
子「父ちゃん、ミニトマトって、種類があるんだね」
父「そうじゃ。わしらのMTは、ペペじゃ。はじめは、ホームセンターコーナンが勝手に命名したのかと思っておったが、正式名称だった」
子「ミニトマトの苗って、成長すると、どれくらいの大きさになるんだろうね」
父「…」
子「おいらの背丈ほどにはならないよね…まさかね」
父「ぐうぐう」(わざとらしいイビキ)
子「50センチ以上とかなると、うちのベランダではなんかやばい感じだね」
父「…もう、寝ろッ」(プチ怒)
その時であった、またしても、アキコの布団がガバとはねのけられ、
花「ミツル・ハナガタ登場!」
左「サモンも登場ですたい!」
父「おおお。アキコ〜、またしてもぉ〜」
花「今日は、モトヒをほどこした父子に、プレゼントがあるのです」
左「おふたりに、とっておきのブツをプレゼントいたしますたい」
花・左(ハモりつつ)「ス・プ・ラ・ウ・ト!」
父・子「スプラウト!」
花「一週間で収穫できる、すぐれもの」
左「毎日二回、水洗いしてくだされ」
花「四センチくらいに伸びたら、収穫」
左「光に当てないよう、段ボール箱などで、覆いをするとですたい」
子「おお! わが生涯のライバルよ! 俺は今猛烈に感動している!」
父「アキコ〜!」
・picoさんおすすめのマグァンプK600グラム 548円
・苦土石灰 228円
・新しい鉢 100円
・ケールとブロッコリーのスプラウトの種 100円
ここまでの投資…計 1850円
楽しみですねぇ〜
マグァンプKって、呪文みたいですよね。
または、プロレス技のような名前。
最初、祖母の口から、その言葉をきいた時、
ものすごい違和感を抱いたんです。
オイコエモトコエも、不思議なひびき。
私は、勝手に、げんぴついひ。と読んでました。^^;
野菜できるの楽しみですね。
つる系のものは、強いし意外に簡単ですよ。
スナックえんどうとか、オクラとか。
夏になったら、日よけにもなるかも?
しそは、ほうっておいても、じゃんじゃん繁殖しますので、まずは、大丈夫でしょう♪
ああ、でも、マグァンプKは、値がはるので、
(ネガサスぢゃないですよ〜)プランターひとつでしたら、送ってさしあげればよかったですね。
きがきかなくてすみません・・
どうか、モトをとるように、ぐぁんばってください!
こんにちは。
マグァンプって、「裸のランチ」っていう映画に出てくるんですよ。気持ち悪いトカゲみたいな人。
肥料の名前だったんだ、、、
とても勉強になります。
私のはまだ芽が出ません( p_q)シクシク
原糸体のようなものがでてきました(ノ゚д゚)ノ オオォォ
シソを育てていたはずなのに・・・
>picoさん。
マグァンプは、衝撃的な名前でした!
マグァンプKは、この世界では、超有名らしいですね。
お店でも、いちばん店頭にデカデカと並んでました。
しかし、すでに何度も通ってる店なのに、
マグァンプの名前を知ってはじめて、
その存在に気づきました!
店頭に置かれているのに、知らないうちは、見えないんですね。
われながら、驚きでした(;・∀・)
それにしても、みなさん、やけにこの方面にくわしいです☆
べつな世界が見えているのかもしれません。。
>LSTYさん。
「裸のランチ」に出てくる!
そうなのか、というか、人名なのでしょうか。
そういわれてみると、
アイルランド系の名前の響きのような気がしてきました。
気のせいかもしれません。。
商品名で、わかりやすいほうがいいはずなのに、
ガじゃなくて、グァなのが、猛烈に謎です☆
>bryumさん。
早く芽が出るといいですね。
なにか、具体的なアドバイスができればいいのですが、
わかりません( ;´Д`)
精神面のみサポート(笑)
水は、ひたひたのほうがいいらしいです(ne_sanさんのオカンさま語録による)。
原糸体みたいなのは、土壌菌というやつなんでしょうね。
それで、分解が進んで、堆肥ができるらしい。
光が足りないのかもしれませんが、よくわからないです。
でも、皆さんのおっしゃる感じでは、
気長に待つのがいいらしいので、
まだまだ希望は十二分にあるはずです。
初心者は、でも、はやく結果がほしいですよね!
(小さい声で・・)
お父さん怖いので、飛馬ちゃんへ
「前から、ちょっと心配してる事があるの。
プランターの深さがプチトマトにしては少ないような・・トマトが大きくなるし・・大丈夫かな。
blogの写真見せてもらっただけなので、飛馬ちゃんちのも深いのかもしれないんだけど。
うちのは、深さ30cmくらいです。」
皆さんどうでしょう?
子「そ、それは、真実なのですか、ワルツさん!
おおお。何もかもがまちがっている…あの馬鹿オヤジのせいで。。
ミニトマトは、ミニといいながら、じつはデカいのですね。
うすうすそうではないかと思ってたけど、やっぱり、そうだったのか。。
獅子は、わが子を千尋の谷に突き落とし、這い上がる子だけを育てるというが、
うちのオヤジは、親もいっしょに落ちて、父子で谷底をはいずる回るようです…」