昨日は、姉夫婦の家に遊びに行きました。
ひととおり、用を済ますと、することがないので、パソコンをしました。
姉の無闇な毒舌をのがれるためでもあったのですが、姉夫婦もやってきて、ともにうちのブログを鑑賞( ;´Д`)
さて、鑑賞してみると、ne_sanさんから、Musical Batonが来ていました。
Musical Batonというのは、「今どんな曲を聴いてますか?」など、音楽についてのカンタンな質問に答えて、同じ質問を五人の人にバトンタッチしていくもの…らしい。ここ最近、蔓延しています。
ついにうちのような末端で終末で彼岸なブログにも来たのです。もうさすがに末期かな。
姉は、さかのぼってみると面白いのとちゃうのといって、私を手足のように使ってクリックさせ、100くらいのブログをさかのぼったでしょうか。
「チェーンメイルとちがって、ネットだと、カンタンにさかのぼれるのが、おもしろいねぇ。もぐもぐ」
と姉はイチゴ大福を食べならが言いましたが、さかのぼる作業に従事しているのは私。
見ていくと、知らないブログいっぱい。海外から渡来したものらしい。
この現象を調べた人もいて、見ると、あっという間に広がってます。音楽のことを訊ねるのが、ブナンでよかったのでしょうか。ネット上の情報伝達の速度がわかる感じです。ムービー・バトンというのも、派生してますな(´ヘ`;)
不思議なことに、「いちばん最初」はわからないらしいのです。
姉にこき使われるのが嫌で、私はトイレに立ちました。
20分くらいたって、戻ってみると、姉はまだ一人でさかのぼりを続けていました。
「これ。これやん。これが、いちばん最初やね」
と姉はいいました。
「これ、どっかで、見たことあるな。もぐもぐ」
姉はまだ、イチゴ大福を食べ続けていました。
それは、ブログでも、ホームページでもなく、リアルでした。
広告ちらしの裏に、子供(?)が手書きで描いたもの。を写真にとって、ネット上にアップしたもの。
だいぶ、古いものみたいです。
そして、姉の言うとおり、たしかに見たことがあるのでした。
しかし、いったい、どこで?
「X子さんが、入院してたとき、あったやない」
姉は唐突に、何か詰問するように言いました。
「ああ。ユーレイ病院…」
それはまだ、姉も私も小学生だったころ。
イトコのX子さんが、入院したので、お見舞いに行ったのです。
X子さんは、本当はイトコではありません。血縁的には叔母さん。
でも、年があまり離れてない(姉のひとつ上)なので、イトコみたいなものなのでした。
ミュージカル・バトン
幽霊病院は公立の大きな総合病院。
もとは里山だったような、小さな山の西南斜面を、ぐるっと取り囲むように建てられています。
戦前からある古い病院。
斜面に取り付くように建てられているせいで、今いる場所が何階に当たるのか、よくわからなくなります。
廊下もまっすぐじゃなく、曲がったりくねったり。交錯したり。行き止まったり。
増改築を繰り返していて、どこにも通じてない扉とか、使われてない部屋とか。途中までの階段とか、縦だけでなく横にも動くエレベータとか。迷路です。一度迷うと、なかなか元の場所に戻れません。
子供たちには大人気の場所でした。変な噂もいっぱい。
改築工事の時、看護婦さんが患者さんのベッドを押していて、いつもの扉をくぐったら、その向こうは工事で取り壊されていて、そのまま転落した…という噂も(あとでわかったのですが、ほんとにあった事故でした)。
また、もうひとつの病院が重なるように存在していて、迷っていると「もうひとつのほうの受付」に出てしまい、そこで案内されると子供は地下にみちびかれ、生きたまま溶液に漬けられて、必要に応じて臓器を奪い取られると言われていました。イトコのX子さんが入院したときは、心配よりも、病院にお見舞いに行けるという、ワクワクした気持ちでいっぱいになりました(´ヘ`;)
実際、お見舞いのときには、イトコとなんら面識のない友人二人が、「探検」のため、付随して来ました。いちおうみんなで、花束など買ったりもして。結局のところ、私は病院を「探検」できなかったのです。
姉と私とは、直行でイトコの病室へお見舞いに。
友人二人は花束を私にたくすと、さっそく探検活動におもむいたのですが。X子さんは、いたって元気そうでした。退屈で退屈でしょうがないようでした。
星新一の文庫本をいっぱい読んでいました。
繰り返し繰り返し読んだそうです。読んだ話をいっぱい聞かせてくれました。おかげで、帰りに借りてかえった本は、どれもこれもオチがわかって、ぜんぜん面白くありませんでした。その当時、子供の間では、コックリさんが大ブームでした。
それで、姉と私とX子さんで、コックリさんをして遊びました。
よく憶えているのは、X子さんがファンだったビートルズの質問。誰がいちばん最初に死にますか。
コックリさんの答えは、ジョン・レノンでした。それからしばらくして、ジョンが撃たれ、とても驚いたので、よく憶えています。お見舞いには、二回行ったことがある気がします。でも、姉は一回だといいます。
お見舞いの途中でおしっこがしたくなったけど、トイレに行くのが怖くて、姉にいっしょについて行ってもらった記憶もあります。
トイレは、廊下をまっすぐ行って、右に曲がって、すぐ。左手側。
すごくたくさんの便器があるトイレでした。
こちらの入口だけではなく、通り抜けて向こう側にも、入口がありました。
覗くと、向こう側には、白い、日当たりのすごくいい廊下がありました。
ずうっと遠くまで続いている廊下なのですが、人の気配がまったくありません。
いちばん突き当たりに、大きな犬の絵がありました。白くて、キリンみたいに首の長い犬。一角獣? ふと、今、そう思いますが。廊下は、差し込む光が尋常でなく、夕方だったはずなのに、そこだけ一日中真昼のようでした。気味が悪いので、覗くだけにして、廊下には出ませんでした。
トイレを出るとき、ドコドコドコと子馬の駈けるような音が、遠く背後でしました。振り返らず、病室に戻りました。
姉は、トイレのことは、何ひとつ覚えてないといいます。その後、幽霊病院には、何度か行ったことがあるけれど、あのトイレには二度と出くわすことがなかったのです。
向こう側にあったもうひとつの白い廊下。建物の構造上、存在しないような気もします。よくわからないのですが(白い首の長い大きな犬は、これまでの人生で、三度見ました。それはべつな話になります)。トイレから戻ったとき、姉とX子さんは、まだコックリさんをしていました。
この記憶も変ですね。姉といっしょにトイレに行ったはずなのに。
誰とトイレに行ったのだろう?X子さんは、コックリさんにする質問を書いていました。
広告ちらしの裏側に書いていました。
「ポルー(ポール)はレコードを何枚持っていますか? いちばん最近買ったレコードは何ですか?」
「リんゴわ今、何を聴いていますか?」
「レノンさんの好きな曲、5曲教えてくさい」
「ジョージののろい5人解いてください(5人と居てください?)」ポールが持っているレコードの枚数は、22枚でした。
いちばん最近買ったレコードは、「イスズ」。
このふたつは、よく憶えてます。ジョンの好きな曲は、どれも悪魔の名前みたいでした。
いや、本当は、それからずっと後、聖書を読んでいるとき、出てくる悪魔の名前が、あのときのジョンの好きな曲の名前とよく似てるなと思ったのです。実際にそうだったのかは、もうわからないのですが。で、ジョージの呪いって、なによ(笑) 常時のろい? 情事の呪い?
クラプトンとか、ラビ・シャンカールとかにかかってるんでしょうか。お見舞いが終わって、受付前の待合に、友だち二人がいました。
ベンチにシュンとなって座っています。
数日たってから、一人が、教えてくれました。
彼らは、地下のほうに行ったらしいのです。
だいぶ深い、暗いところまで行ったらしいのですが、闇の向こうから怒鳴りつけられたそうです。
そして、ギシャギシャギシャという音がして、何か近づいてくる。
黒い大きな首の長い犬を連れた車椅子の老人が、猛スピードで廊下の向こうからやって来たそうです。
必死で逃げた。
階段を駆け上り、人がいる明るい場所まで来たとき、地下のほうでガシャンと大きな音がして、ゴウウウウウとうなり声がしたとか。
以来、地下の車椅子男(with 黒犬)は伝説となりました。今でも病院に行くと、誰かがこの話をしてくれるはず。
ずっとあとになってから、本当はあのとき、係員に見つかって、説教されただけだったと聞きました。
しかし、伝説になってしまったものに、もう修正は効かず。車椅子の老人は、今も地下の闇の中、子供を追いかけ、猛スピードで駈けているのです。
姉はX子さんから、質問用紙をたくされました。
病院では、雑霊が多くて、ちゃんとしたコックリさんが受信できないと言っていました。
なんか霊の専門家みたいです。そういえば、X子さんは二十代の後半、しばらく占い師をやってました。X子さんのあのときの入院は、今になって思うと、心の病だったのかもしれません。
退院したあと、X子さんはすごく太っていました。クスリのせいだといいました。
クスリのせいで、星新一のオチがよくわからなくなった、といって、文庫本をぜんぶくれました。オチの意外性がわからず、平板に感じるらしいのです。
もらった星新一の本には、いくつか傍線が引いてありました。ぜんぜん、トンチンカンな傍線で、言葉の途中から引かれたり。意味不明な書き込みも。怖くて、あまり読めませんでした。
X子さんは、星新一は卒業して、「罪と罰」とかヘッセとかを読んでいたようです。ヘルダーリンも読んでました。いや、それはもっとあとのことだったか。
そういう難しいのは、逆に、読めるようになったらしいのです。
音楽は、気持ちがワサワサするので、もう聴けなくなったと言っていました(その後、三十過ぎてから、彼女はギターでバッハを弾くようになりました)。
「それは、不幸せを知ってしまったから」
と姉は、オトナぶって、ため息混じりにつぶやいていました。小学五年だったでしょう、姉。くらもちふさこと伊賀のカバ丸のファンでした。ピンクレディーがクラスの誰よりもうまく踊れる女でした。姉夫婦の家から自宅に戻り、うちのパソコンで、ミュージック・バトンを遡行してみました。
でも、当然のように、姉の見つけた写真には、到達しませんでした。頑張って遡行しても、どうしても、not foundとか、googleとかに行き着いてしまいます。はじまりは見つからない。
ほぼ、確信を持っていえますが、あれは、姉がカメラで取って、パソコンに取り込んだ写真。ブラウザで開いて、私をかつごうとしたのでしょう。
まだ、姉は、あのときのコックリさん質問状を持っていたのです。…さっき、姉から電話があったので、この件について、訊いてみました。
「あんなもの、とっくに捨てましたわ。もぐもぐ」
姉はもう質問状は持ってないし、カメラで写したりもしてないといいます。
ブラウザのキャッシュを調べると、まだ絵が残っていました。
ブラウザが閲覧したはずのページを開くと、404 not foundになっているといいます。
電話越しに、姉が操作しての結果なので、嘘かもしれませんが。ともかく、これが、その絵です。
伺か怖いので、姉に、どうしたらよいでしょうと、おうかがいを立てました。姉は自称「強い霊感の持ち主」なのです。
「そやねえ。まあ、気にせんとき」
えらそうです。気にせんとき、というのは、気にしてももはや無駄という意味でしょうか。
「本来のとこに、バトン、返さな、あかんわな。もぐもぐ」
というわけで、Musical Baton に答えてみますと。。
・音楽ファイルは、全部で18ギガ。
たぶん重複とかもあり。my musicフォルダは、通称・ゴミ屋敷。探すと見つからず、要らないときに出てきます。
・今聴いてるのは、無音。
There's a riot goin' on と言っておくと、かっこいいかも(スライの無音の曲)。
無音と言っても、実際には、エアコンの音とか、パソコンのファンの音とか、心臓の音とか、コバエの羽音とか、遠くで鳴く犬とか、いろいろ聞こえます。
ここ5年くらいは、以前とちがって、BGMでつねに音楽の鳴っているような状況はなくなった。鳴ってる音楽、消すことも多いです。
音楽についての心境が変わったから…ではなくて、耳の老化のせいと思われ( ;∀;) あんまりいっぱい聴くと、しんどい。。
・最近買ったのは、ロス・ロボスのColossal Head。
昔、クルマに乗るとき、よく聞いた。テープで持ってたやつ。
jmさんがL.A.に旅行に行く前、L.A.にちなんだ曲をTB企画してたので、これをと思って、聞きなおしてるうちに、記事にする間もなく、jmさんは旅立って行ったのだった(汗
クルマで聴くのは、ほかに、XTCとかパット・メセニー。
それぞれのマニアの人によれば、いろいろ深いことをやってるらしいのですが、あまりややこしいことは考えず、たんに気持ちよく、ノリがいいから聴いています。
まちがっているのか。。
・思いいれのあるのは、ジョン・レノンの主夫時代の宅録作品。以前取り上げたことがあります。
私は、これの世界的権威を名乗れるでしょう。というか、そんなもの熱心に聴いているのは、何億もいるレノンファンで、私だけだ(絶叫そして号泣
あと、ビーチボーイズのスマイル音源は、むかし、海賊版を買いあさって、よく聴きました。
ブライアン・ウィルソンがその才能のピークに手がけていた幻の作品。その膨大な、破片的音源。
当時の彼の耳には、この世のすべての音(波動=バイブレーション)が、適切に配置されさえすれば、音楽となりうる、と聞こえていた。
しかし、それは、つまり、音楽がレコードやCDに閉じ込められることなく、この世界そのものとして解放されてしまうことも意味していた。
永遠に完成しない音楽。ポピュラーミュージックのひとつの極点なのでしょう。(洗剤のパッケージのようなジャケは、最近になってブライアンがセルフコピーしたスマイル…ニセモノ?)
…もう長いので、ふたつだけにしときますわ。
・五人に渡す。
で、姉の命を受けて、batonを本来のところ(彼岸)に戻しましょう。
じゃあ、lennonさんへ。
georgeへ。
それから…miles、donny、astor ..
What music playing right now?
お答えは、またいづれ、あの世で(友だちなのか!?)
おもしろいです。
諸悪(善?)の根源は、お姉さま?笑
私もよくこんなめにあいました。
スライのThere's a riot goin' on がつぼです。
レノンをレノンさんに返したら、レノンさんの亡霊でるかもしれませんね。
思うつぼ!?笑
怖いもの苦手なのに、みちゃいました、「怖い画」…。
さすが、overQさん、答え方が素敵です。
バトンの霊?も、これできっと、成仏するはず。
あぁ、よかった。
MUSICAL BATONを九十九夜にしてしまうなんて
さすがoverQさん。
overQさんのような弟がいるお姉さんは幸せですね。
私には弟がいません。
overQさん、私の弟になってください(笑)
>つねに音楽の鳴っているような状況はなくなった。
わかります〜。
音楽聞きながら、他の作業ができないんですよねえ。
そうか、耳の老化なのかぁ(しょぼん)
!!overQさんって男の人だったのですか?
私はてっきり女の人だと思っていました。
まぁ真相はどちらでもいいのですが、
怖い絵以上にちょっと衝撃を受けました。ビックリ。
思いこみって怖いわ。
そして苺大福が食べたいです。
オヒルに雪見大福アズキを食べました。
overQさんを思い出しました。美味しかったです。
★picoさん。
うちの姉はかなり豪快系です。
ゴキブリに物を投げつけて、殺すタイプです。しかも、人の家に行って。
この記事が読まれないよう、姉の家のブラウザには、うちのブログに偽のURLを仕組んでおきました。はっはっは。
見つかったら、たいへん恐ろしいことになると思います。
ブログやってるといわなきゃよかったと、心底後悔する日々です(´ヘ`;)
無音の曲は、探すとけっこういっぱいあるそうなのですが、
スライのこれが特にかっこいいです☆
こういうのをカバーすると、印税とかどうなるのだろうという素朴な疑問も。。
★ne_sanさん。
バトン、アリガト!(´▽`)ございます。
なぜか、九十九夜に取り込まれてしまいました(;・∀・)
ネットでありながら、はじまりにたどり着けないというのが、かなり不気味。
どのブログもみなさん、いろいろ言いつつも、
結局律儀に答えておられて、なかなかおもろい現象です。
あと、ものすごい速さで伝播してるのも、驚きでした☆
★LIN姉さん。
うちの姉はたいへん怖いので、
もっとフツーの姉がほしいと、子供の頃はよく思いました。
LINさんのような姉がいればなぁ。。
姉は小学生の頃から肩が凝るような体質で、
私は肩たたきまでさせられていました。
われながら、なんて、かわいそうなんだ( ;∀;)
こないだも、100円ショップで買った、U字型の肩のツボを押すやつを、取られました。
まだまだ、戦いは続いてるようです。
BGM的にあまり聞かなくなったせいで、
音楽を聴く時間は、以前と比べると、ずいぶん減りました。
頭の中では、いろいろ鳴ってるんですがw
疲れてるときは、頭の中で志村けんがナツメロを歌います。ひどく疲れます。。
★Bryumさん。
すいません、男でした☆
…じつは、うちでは恒例の、性別詐称疑惑(笑)
多くの方が、この道を通られるのです。
どうやら「私」を主語にして、「です・ます」調で書いてるのが原因らしいです。
LINさんは、この問題で、四ヶ月と二十八日間くらい、ショックを受け続けたといいます。
picoさんやワルツさんは、はじめから男だと思ってたそうで、ほんとのところ、何のせいなのか。。
ペペがようやく、一個、赤くなり始めました。
また、収穫できたら、記事をアップしますね☆
うわわわわ!!
って衝撃を受けました。
三日三晩くらい寝込んで復活します(笑)
でも、私の妄想の中のOverQさんは
健在ですので今まで通り接しさせて頂きます(笑)
何か着物とか着てるイメージだったんだけどなぁ。。。
京都の料亭みたいな
勝手にそんな妄想を膨らませていました(笑)
私の放置しているプチトマトは花さえ付けません。
津原祭参加しようと思って図書館に予約しました。
週末に借りたいと思います♪
>Bryumさん。
ご迷惑おかけしております(笑)
一時はプロフィールをつけようかと思ったのですが、
なんかまちがえられるのも楽しいので放置プレーになっております。
これからも、間違える方がおられると思うので、こっそり観察してると面白いかもしれませんヽ(´ー`)ノ
ツハラ、いいですよ。
最初は知れてるのですが(汗)、じわじわと存在感が出てきます。
二冊目か三冊目に、「赤い竪琴」。これです☆