今日の京都は…暑かった。
ちょいと疲れたとです。早くも夏バテなのか( ;´Д`)
夕暮れで、気分がたそがれています…。
ピアノマン、レッサーパンダ、元日本兵、金属片。
…最近、へんなニュース、多いです。
テレビの前でいちいち反応しなければならないのが、なんだかしんどくて。
でも、情報が寸止めみたいになってるせいで、謎が残る。で、気がかりなニュースたち。タブロイド系。
決定的に大きい事件がない、ということもあるのでしょうか。
また、報道の人たちの気持ちの中に揺らぎがあって、信念をもって追求できることが何か、ちょっとわからなくなっているのかもしれない。…熱意、がなんだか薄いのです。
私のほうが疲れてるだけかもしれないけれど。。
熱意をもって追求しようとしても、採算性のこともあって、不十分になるとか。
また、熱意をもって報道しても、受け手であるわれわれは、キャスターの服装や髪型とか、ぜんぜん関係ないところにばかり、目が行ったりしてまして(汗)、伝えたい思いとはかけ離れた受け取り方をすることも稀でない。
この発信と受容の非対称性がやりきれないものを感じさせる…のかもしれない。
思えば、最近は大きいメディアも、瑣末な微細なムーノーローカルなネタ、取り入れてること、多いですから。あせってるんでしょうか。
ただ、このところのニュース、なんか不安な気分を醸成するものあり。
ニュースの裏側、目に見えない場所で、ちゃくちゃくと、とんでもない出来事が進行しているのではないか…というような。
破片みたいなニュースって、古代の辻占やワザウタみたいに、何か大いなる時代の流れのメタファーになってるように「見える」。
…なんて、疲れてると、夕暮れ、変な気分で世界が眺められますね。
ハイデガーもヒトラーも、夕暮れは特別な時だと指摘してるそうです。
深遠な思想をつむぐのは、夕暮れ。人を言葉巧みにだまくらかすのは、夕暮れ。
今日の京都は暑かったのです。
というわけで、今夜の九十九夜、「はみ出した夢」。
はみ出した夢
朝起きると夢が頭からはみ出していた。
頭頂から少し右にそれたあたり。
右耳の十センチほど上に
ピンポン玉ほどの肉色の玉がふたつ
はみ出している。
触ってみるともぞもぞして
夢だった。ひとつはアイドルと恋に落ちる夢で
もうひとつは入れ歯をなくした老人の
入れ歯を盗んだのは自分。
地の果てまでも追いかけられる夢。たいへん恥かしい夢である。
そんなに好きなアイドルじゃないのに。
老人に追われ必死の形相もなさけない。
頭にくっつけた玉を見て
「あの人、あんな夢」
と指さされ笑われるにちがいない。もぎり取ろうとするが
夢の玉はしぶとく
頭にくっついている。
無理にむしり取ろうとすれば
痛いの何の。
しかも痛いのは頭でも
脳みそでもない。
心の奥のほうがずきずき痛む。
夢が根を張ってうずうずする場所。
こんな夢でも
自分にとっては
何ものかであるらしい。それでも無理に引き抜いてみる。
夢より現実生活が優先だ。
引っ張ると
ぎゅるっぎゅるっと嫌な音がして
心のたががいっしょにはずれた。
夢は根っこを失って
みるみるうちにしぼんでいく。
ああ、町行く人の誰も
はみ出した夢などぶら下げてはいない。
急ぎ足に颯爽と闊歩していく。
みんなこんなふうに
自分の夢を引きちぎったにちがいない。
もう雑踏でアイドルとすれちがっても
心ときめくことはない。
道端で入れ歯の老人を見かけても
恐れおののくこともない。
町には灰色の雨が降る。
忙しくしていなければやり切れない。