[息子の日記]
その朝、おいらは、父ちゃんの、
「うおおおおおおおおーーッ!!」
という叫びで目が覚めた。
といっても、珍しいことでもなんでもない。
農家の朝がニワトリの鳴き声で始まるように、ベランダの朝はいつも父の叫びで始まる。
「はいはい。どうしました、お父さん」
姉ちゃんが、目覚まし時計でも止めるように、そう声をかけた。
おいらは寝返りをうって、父ちゃんに関わる一切との間に、ATフィールドを張った。
そこまでは、いつもの、朝だった。
しかし。
「ぎょえええええええええーッ!!」
続いて姉ちゃんの、ベラに変身したかのような叫びが!
「どうしたんだ、姉ちゃんまで!」
おいらがあわててベランダに駆けつけると、そこには!
青シソの葉っぱが…落ちている。
父ちゃんが週に三枚ずつ消費して、もはや波平の頭髪状態で、かろうじて残っていた二枚の葉っぱが、散っている。
拾い上げてみると、なにか黄色の小さな粒のようなものが、びっしりと。
卵である。何か得体の知れぬ虫の、卵である。
プランターの表土にも、産みつけられている。
「あわわわわわわわわーッ!!」
昨日の暑さで、何かが猛烈に繁殖したのだ。ザムザ虫かもしれない。一万匹くらいの。
父・姉・弟は、ベム・ベラ・ベロのベランダー妖怪人間本来の姿に戻って、腰を抜かしたまま、小一時間を過ごすのであった。
こんなことで、夏が乗り切れるのであろうか…。
[父の独白](一部、幻覚)
虫じゃ。ついに虫が、うちのベランダにも。
虫にむしばまれた(このフレーズが、ちょっと気に入ったらしく、親父ギャク帖にメモる父)。
虫にむしばまれた(練習のための反復)。
原因はおそらく…水のやりすぎじゃ。
種のときは、ひたひたくらいにやる…それはよろしい。
しかし、発芽後も、その風習が尾を引くのじゃ。ついつい水のやりすぎになる。
苗が生えてくると、葉っぱが日をさえぎって、土の表面が濡れたままになる。
一方で、ペペのような成長した株は、しっかり根を張っているので、どんどん水を吸う。
ペペはすぐ乾くので水をやるが、ついでにほかの苗にも水を与えてしまう。
同一プランター内に、タイプのちがう苗を植えたのも、よろしくない。水の消費量がまちまちじゃ(肥料にも同じことが言えようて)。
…こうして、水やりすぎの悪習が定着するのじゃった。
じめじめした、虫の繁殖しやすい環境になっておった。
プランターから表土を取り除いてみたところ、青いコケのようなものも付着しておる。
シソは、さすがにもうだめじゃ…シソ、死す(メモる)。
シソ、死すっと(練習)。
しかし、虫よりも、わしのほうが、よく喰った(何か勝ち誇ったように)。

さいわい、他のプランターには、今のところ、卵の兆候は見られず。
ペペは現在、実が三十個くらいなっておる。
ちなみに、身長150センチ。人語を解し、夜明け前には、わしは息子の教育方針について、相談を持ちかけておる。
先日はふたりして焼き鳥屋台に繰り出し、レッサーパンダの将来について熱く語りおうたわ。
果実は、まだ青い。背丈はどんどん伸びるが、実はゆっくりとしか成長せん。
「背丈は伸びるが、実はゆっくりと…」
…おお、それが、ペペさんの言わんとする教育方針なのか…そうか、そうじゃったのか(ひとり納得し、ひとり感動し、ひとり号泣)。
[姉の独り言]
(長屋の日影でタバコをスパスパやりつつ)
ぷはー。
あのバカ父子どもが、フンムーッとか一日中やってるから、水浸しになって、虫が来たのよ。
娘に毎晩虫がついても、気づかないバカ親父なんだから。
スパスパスパ。ボケがッ。
はふー。(と天に向けて煙を吐きつつ)
…とにかく、このままじゃ、だめだわ。
(手に持ったムチで、スパンッと大地を空叩きして)
ついに、ベラとしての本性を出すときが、来たのだわ。
(口調が変わって)あたいが、すべてを、仕切るときがサ。
(プッと吐いたタバコを、ムチで一打ちにして、空中でその火を消す)
いよいよ、アキコ上位社会の到来よッ。
(そして、アキコの左右には、下僕のサモンとハナガタがひざまずく)
さあ、行くわよ。
ベラはベランダーのベラ。
エコエコアザラク…
…続く!?
やっみ・に・かぁかくれってい・き・る♪
おれたっちゃ・よぉお〜かっい・に・ん・げ・ん・なのさっ♪
ふはははははっ!!!
次は、ベラ対キラートマトの巻でしょうか!?
シソさんってば・・・かわそうに。。
ぺぺ王のお怒りに触れるようなことをしたのでしょうか!?
かわいさあまってシソを阻止てっまあさいわか!
おんまらそわか!!!祈
うぎゃ。
恐ろしい敵だがや。
レッドは、虫が苦手だがや。
しかも、卵ってのが、一番怖い。
なにが生まれるのかなーって、恐ろしい想像が膨らむわけ。
ベラはベランダーのベラ、だったとは…!
ベラ、後は頼んだ!!(トオゥ!…腰引き気味で。)
こんにちは。
そういえばサモンって「豊作」って名まえでしたね。
さすがべラ。下僕をやとうにしてもこの深謀遠慮。しばらく目がはなせません。
!!シソシス・・・ムシニムシバマレル
φ(。。)カリカリ
怖すぎます。ザムザ虫・・・カフカでしょうか?
実際にもそんな虫が存在するのでしょうか。
怖すぎます。
無数の卵・・・よく見ると半透明で
中で魑魅魍魎がウジャウジャと
蠢いているのが見えるのでしょうか?
シダ植物の胞子嚢のようで激しく気持ち悪いです。
そうですよね!同じだけ水をあげちゃ駄目なんですよね。
結構水あげてるし、苗も成長していて水分もそれに比例して
多く必要だろうと思って
結構水をあげていました。
それにしても表面がいつも濡れてるなって思っていたんです。
元気が無くて水をあまり吸っていないからかと思ったのですが、
影になっていたのですね。
樹林間の土の表面照度の計算を思い出しましたが
名前も式も忘れてしまいました・・・。
コバエの発生以来夜家に植物群を入れるときには
1.5時間くらい扇風機フル稼働で表面を乾かしています。
親子の教えを忠実に実行しています(笑)
おかげさまでだいぶコバエは減ってきました。
でもアブラムシが跋扈しています。
>picoさん。
おお。シソを阻止...メモメモ_〆(゚▽゚*)
シソは、一夜にして、びっしりと産み付けられてしました(´ヘ`;)
前々日には、カツオのたたきの薬味に使ったのですが、そのときは大丈夫だったのか…大いに不安です。
アキコ姉ちゃんは、ついにベラ化。
今後の展開が恐ろしい…。
>れっどーー!!
やられてしまいました。
虫というのが、いかに急激に発生するものか、思い知らされ、雨あられ。
となりに植えてたパセリも、死亡。
パセリは、非常に元気で、もう生涯パセリに困ることはないと思っていた矢先の出来事。
シソは生みつけられまくって、ちょっと食べることが出来ませんでしたが、
パセリはコンソメスープにして食べました。
はっはっは。
おかんさまの、そうめん薬味はすごいですね。豪快です。
そうめんに使う以上、生だもん。虫と間接キッス☆
>美頬さん。
ついに、アキコ、きました。
サモンは農業高校出身です。ですたい。
幼い兄弟と親戚の家にあずけられ、田畑で牛馬のように働かされた男。
使いでがあります。
これからも、こき使っていく所存です。それが、この男の、喜び。。
>いえろーー!!
虫、きました。
急激に、いっきに、きました。
水やりこそ、じつは最大の難関。
本とかには書いてないけど、水をやるのはたいへん難しいです。
植物の種類によってもだいぶちがうし、
種、発芽、苗、生長した株と、それぞれがまた水分量がちがう。
気候条件や、日当たり具合によってもちがうし、
…めっちゃ難しいです。
プランターだと、やっぱり、どうしてもやりすぎになりがち。
暑いと、虫だけじゃなく、カビも難敵です。
これからの季節が、なんか恐いです(´ヘ`;)
やっていけるのか。。
東京は、アブラムシがすごいらしいですね。異常発生だとか。
アブラムシには、チクサクモクサクが効く…はず。
しかし、莫大な数でやって来た場合、どこまでバリアが持ちこたえるか…。
サバイバルになってきましたヽ(´ー`)ノ
きゃーー!きましたね〜。
「シソ死す。」に一人でうけてます。( ..)φメモメモ)
なぜか、「シスの復讐」が頭に浮かびました。(意味不明。笑)
深窓の令嬢のように大切にして、水のやりすぎとかすると、思わぬ虫が付きます。(泣)
私のようにホッタラかしくらいがちょうど良いかも?
未だに40cm位のトマト丈です〜〜(>_<)
今日見たら実がポツポツなってました〜〜。
ベラ化した明子ねえ。目が離せません!(^o^)丿
>ワルツさん。
どうやらミニトマトには種類があって、
ペペは巨大化するけど、小さいやつもあるみたいですね。
こないだ、ホームセンターで三十センチくらいの背丈で、
実がびっしりなっているのを、見てしまいました。
かなり、ショックでした。
それを売ってくれよと慟哭しました(´ヘ`;)
しかし、これからこの家族はいったい
どこへ向かうのでしょう。
人間に戻れるのでしょうか…!