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「政治的」

written by overQ
August 28, 2005

政治的、という言葉。
よく使われます。いや、「悪く」使われるというべきでしょうか。

本音は別にあるんだけど、とりあえず力関係を見て、いろいろ考えて、本心とはちがうことをする、というような意味。
「腹黒い」とか「腹にイチモツ」とか、「タヌキ親爺」とか「清濁併せ呑む」とかスネオロジーとか、「お主も悪じゃのう」とか「お代官様、アレェェ〜」とか(←それはちがう)、そんな嫌な感じの言葉と結びつきがち。

選挙も近いし、展開も劇的なので、政治のことにずいぶん関心が集まってるようです。ネットでも政治のこと、よく見かけます。
ネット上の意見、立場はいろいろだけど、どれもぜんぜん「政治的」ではなくて、むしろすごくピュア。純粋。ひょっとすると真理がない場所であるはずのこの世界で、絶対の真理に到達しておられる。

自分の意見を強く出す…のは、もちろん、自分に敵対する意見を問い詰めていく。「まちがった意見」のもだえ苦しむさまを見たいかように。
あまりに執拗でサディスティックなので、別な快楽が意図されているようにさえ見えてしまうことも(政治に限らず、ブログではよく見え隠れすることで、うちだってきっとそうだけど)。

ネットで政治のこと読んでると、選挙に行く気がそがれるような(笑) もう政治とかのこと、いいよって気持ちにさせる何かがそこに。かなり、毒、出てます。
政治のことって、やっぱり「政治的」なほうがいいのかな。
…そんなこと、思いました。

より、旨く「政治的」である人が、政治家であると。「悪」を蹴散らしてケンカに勝利する人じゃなくて。戦争は放棄したほうがいいよという条件の下での判断ではあるけれど。
理念と、実際に生きてる人と、どっちが大切かなとか、答えの出ない難しい問いも、ちょっと手のひらに乗せてみました。
敵対する人どうしって、同じ意見でも(同じ意見だからこそ)対立するし、仲のいい人は意見の相違を越えて仲がいいもの。

選挙では、政治家を選ぼう。
そんな当たり前なこと、思いました。
選挙の日は、選挙報道一色になるので、それを何とか、ちょっとでも楽しむため、選挙に行くようになった、ぞんざいな選挙民の私ですが。。



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