AZ::Blog はんなりと、あずき色☆: 夏だし、だし。

夏だし、だし。

written by overQ
July 29, 2006

ソーメン、ざるそば、冷麺、冷やしうどん、冷製スパ。
冷たい麺類がおいしい季節。梅雨もようやく明けるらしい。
(なんで、冷たい麺類って、名前のつけ方が、それぞれちがうんだろうw)

この頃、市販のめんつゆは使わず、自分でちゃんとダシをとってるのが、ひそかな自慢なんですのヽ(´ー`)ノ
小林秀雄は「他人をダシにして自己を語るのが批評の極意」とゆいましたが、
自分でダシをとってめんツユを作るのがおいしいソーメンの極意(ぜんぜん対句になってない…)。

とろろ蕎麦

ダシをとるのは、おいしさのためばかりじゃなくて、じつは健康にいいらしいです。
けずり節、昆布、煮干、シイタケなどから、水溶性の、カラダにおいしい成分が溶け出す
それは、汗で流れ出るミネラルやらの微量物質と同じだとか。

夏、からだが弱りがちな時期。
細い食の中で、不足しがちな栄養を補給する、古来の知恵…てことでしょうか。

  +

だしをとるのって、なんかめんどくさそう、というイメージがありますが、やってみるとそうでもなかったです。

だし袋

ポイントは、最初に削り節を買ってきたとき、こんな感じで「お茶とダシ用・紙フィルタ」に詰めること。
これで、使い勝手がすごくよくなる。
煮干、乾燥シイタケ、昆布も合わてみると、配合の錬金術が楽しめます。
で、あとは水に入れ、沸騰させるだけ。

強火か弱火か。
沸騰をどのくらいの時間維持するか。
沸騰後どれくらい放置するか。
沸騰前の水の段階で放置するか。
二番ダシとは何か。
…など、いろいろあーだこーだはあるのですが、ま、どーでもよくて、天に任せています(;・∀・)

  +

できたダシをビンに入れて、醤油を加えれば、とりあえず、めんツユ
あと、お好みで、煮切った酒とか、ミリンとか、砂糖とか、酢少々とか、
…魔女の秘薬のように、あれこれお試しあれ。
ゆず・レモン・オレンジジュースとか、冷蔵庫にあったものを適当に入れて、保存しています。
失敗はあまりないです。
明日から梅干を干すので、梅酢が余るから、
これをめんツユに入れると、梅風味でうまうま〜まちがいなし★

応用レシピとしては、
ごまマヨめんツユで、冷麺風ソーメン。

めんツユに、ゴマ、ごま油、マヨネーズ、レモン汁を加えて、かき混ぜる。
これを、麺にかける。
トッピングとしては、キューリやレタス、焼き豚、ゆで卵など、サラダ系のものを。
浅漬けなんかもなかなかおいしい。

  +

自分で作ると、何でもおいしいです。なぜなんだろ。おいしくなくても、おいしい(笑)
生きてる感じがするもの
…言葉にすると大げさだけど、もっとなにげな感じで。

むかしガンジーは、自分の手で糸車をまわそうよ、とみんなに呼びかけました。
英国製の立派な綿製品より、出来は悪くても自分の手で紡いでいこう、自分の国だもの、と。
自分が生きているって喜びは、自分の市場価値とは関係がないから。
少々出来は悪くても、自分は自分。
それが、自尊心self-esteemということだと思う。
すっかり忘れちゃってるのは、このことかもしれない。
売りに出してなんぼじゃなくて、
自分の手の平で知る価値。
なんだか楽しいな、という価値。



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コメント

>自分で作ると、何でもおいしいです。
すごくわかりますー。
多分、自分が思うほどおいしくないのかもしれない。
だけど、自分では自分の料理は世界一じゃないかって
思っちゃう。
だしフィルター、便利そうですね。
こんぶは水から、かつおぶしは沸騰したお湯にとか
いろいろありますが、粉末状になったら関係ないと思う。
この間、「芸能人が作る冷たい麺」という番組を見たんですが
冷たいうどんにとにかく野菜を30種くらいいれるというのが
おいしそうでした。
野球解説の角の家では、そうめんと一緒に肉を牛、豚、鳥の3種類をゆでて
ごまだれでがっつり食べるらしいです。
梅酢いいな、うらやましいな。
梅干しのできあがりが楽しみですね。

Posted by: LIN : July 30, 2006 1:24 PM

今ちょっと気に入ってるのは、分厚くおろしてある、けずり節。
あれを、かなりくどく沸騰させると、濃くて、めんツユ用に向いてるダシが取れることを発見しましたヽ(´ー`)ノ

発見しました…といいながら、
じつはナベにかけてるのを忘れてて、いつの間にかいい塩梅になってたんですが(;・∀・)

今のところは、これがベストのだし(笑)
カツオより混合削り節のほうが、個人的には好みですが、
これは人によって趣味が分かれそう。

梅干はようやく干す日がやってきました☆
明日は職場で干します! 
ああ、干してやるとも(笑)
雨が降ったとき、取り込める位置に干さないといけないのが、
作ってみて初めてわかった問題点です(爆
でも、全般的には梅干づくりは、予想よりはるかにカンタンでした。

Posted by: Site icon overQ : July 30, 2006 8:00 PM

おいしそうですねえ。こちら(フランス)では削り節など手に入るはずもなく、手作りのだしの味などほとんど忘れてしまいました。時々日本で手作りだしのお料理に出会うとなんだか新鮮です。梅干もご自分で?雨、大丈夫でしたか?

Posted by: ふらんす : August 2, 2006 11:29 PM

★ふらんすさん。

削り節は、かなり不思議な物質なのかもしれませんね。
たぶん中国の乾物の伝統にのっとっていて、何でも干してしまえば、保存できる…という信念に基づいています(笑)
ヨーロッパでは、塩漬けや醗酵(酢や酒)のほうはあって、干すものもあると思うけど、
何でもかんでも干さない気がします。
天候とも関係してるんでしょうか。

梅干、ついに完成しました。
なかなかうまく行きました。思ったよりはずっとカンタンでした!

Posted by: Site icon overQ : August 3, 2006 9:38 PM
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