このごろ読んでる本、それは京都。
京都を読む方法が、少しずつわかってきた気がします。
ひとつは、Google Earth のせい。
空から大局的に、京の地形や、市街の形を眺めていると、人間という生き物が集団で、ある土地に住むとはどういうことなのか、ぼんやり見えてくるものがある。
もうひとつは、路地奥の小さな塚を訪れたこと。
グーグル・アースでながめる京都に比べると、ほとんどミクロな存在。
だけど、いったんこの小ささまで視野に入れていいんだと気づくと、京都の町にはいたるところに、小さな「何か」がある。
由来は失われてしまったけれど、何か大切なものとして伝承されてきて、取り壊されずに残ってきたものたち。
マクロとミクロ。
このふたつの方向から、京都を眺めてみる。
観光都市としての「柄」ではなく、その背景になっている「地」に目をこらしてみる、目をはるかしてみる。
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さて、これから書いていくのは、うたがわしい話なんです(笑)
以前記事にした鬼門の話。
調べてるうち、サルタヒコという神さまに出会いました。
さらに調査を続けるうち、いろいろ面白いことがわかったので、それを書いていこうと思うのです。
サルタヒコにみちびかれ、京の町を探索すると、バラバラに思えたいろんなことが、じつはひとかたまりの話だとわかってくる。
共通するトーンは、どれも「うたがわしい話」だということで(;・∀・)
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疑わしい、というコトバ。
この語の語源は、「歌・交わし」…らしい。
…と、もういきなり始めから「疑わしい」話なのですが、このペースでいきますから(* ^ー゚)ノ
歌とは、歌垣のウタ。
歌垣は古代から続いた、男女の出会いの風習です。
歌のやりとりで、互いの思いを交し合い、確かめ合う風俗。
自分の思いを述べ、相手の思いを確かめ…そして、愛し合う。
カガイともいい、歌垣の「垣」は、「交わす」「掛け合う」と通じるでしょう。
恋の駆け引き。
「歌を交わす」ことが、「疑い」という意味に転化するのは、たいへん奥深いものを感じます。
ウタとは、自分の思いをじかに述べること…というのが、おおもとの意味。
でも、それを「交し合う」となると、いろいろ思うところもある。駆け引きになっていく。
かならずしも、ほんとの気持ちだけを歌うわけではない。男と女の駆け引きだもの。
そもそも自分の「ほんとの気持ち」だって、わかっちゃいない。歌を交わす中、虚実をまじえて、やりとりするうち、その気になってくる。
「真心=ほんとう」は、駆け引きから生まれてくる。
古代では、男女のことは神事でもあるんで(古事記の神々は、男女のまぐわいから生じます)、
「ほんとの気持ち」を見出すことは、神の声を聞くことでもあるのです。
本音と建前を使い分け、あれやこれやの虚実をまじえて歌を交わすうち、「ほんとうのこと」が見えてくる。
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うたた、というコトバもあります。
今はあまり使われないけれど、「直」という漢字を当てたりする。
でも、「転」とか「漸」なんて字も当てる場合もあります。
まっすぐ(直)なのに、ころんだり(転)、どんどん行き過ぎたり(漸)。
もともとは、「自分の気持ちをまっすぐに表現する」こと。ウタ・た。
それが、「事態がまっすぐ進み」、進みすぎて「度合いが甚だしく」なり、コントロールできなくて、「事態が甚だしくてどうにもできず、不愉快なさま」いうようになる(岩波古語辞典)。
いつはなも 恋ひずありとは あらねども
うたたこの頃 恋し繁しも
この歌だってじつは、熱い思いを歌ったふりをしつつ、思わせぶりかもしれない。。
そんな、恋の、駆け引き。
本心は、そうカンタンには、うかがい知れないもの。自分自身にだって、ほんとのところ、わからない。
「歌・交わし」は、疑わし。
…そんなお話から、始めてみます、猿田彦幻視行。
この話が「うたた(直・転・漸)」に、サルタヒコや、記紀のかたよったざん新な読み方、道祖神・地蔵・稲荷、そして京都の町の秘密に至ります。
岩波古語辞典
¥ 3,150 / 岩波書店
( 1990-02 )
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by AMAZ君(改)
「真心=ほんとう」は、駆け引きから生まれてくる。
↑名言ですね。
いつだって、恋しくないわきゃないんだけども、今この瞬間の思いは、「うたたたたた」
↑名訳!
今は携帯メールのやり取りで、いろいろ駆け引き。
受信ボックスに入ってる相手のメールをあれこれ眺めて、なんて送り返そうか悩みます。
ってね、友人が言ってました(笑)。
えっと、 overQさんー。
遅くなりましたが、たら本の記事ができました!
普通に公開しちゃえばいいんでしょうか??
★きみ駒さん。
おお、たら本!
いつもどおり、さくっとフツーに、ちょっと思いきってw、公開して下さいませ。
記事にあわせて、明日の夜くらいまでには、
「たら本はじまりました!」記事を、うちでも載せますね☆
バナーもそのときに。
たら本、意外とはじめの出足は遅いことが多くて、
今日の夜出しても、明日の朝のトラバはLINさんだけだったりしますが(笑)、
2日目3日目あたりから、怒涛のようにきます。
お題にもよるのですが、どこでピークを向かえるかは毎回ビミョーにちがってて、
私はそれがけっこう興味深かったりします☆
うたたたたた。
「直・転・漸」と書いて、「うたたたた」と読みます(笑)
このサルタヒコ記事は、4回か5回続きます。
4回目に、京都でこの1200年誰も気づかなかった秘密を暴きます!?
…こうご期待ヽ(´ー`)ノ