AZ::Blog はんなりと、あずき色☆: 「蟲師」9巻は、2/22らしい

「蟲師」9巻は、2/22らしい

written by overQ
February 1, 2008

「蟲師」、最新刊の9巻が、2月22日に出るみたいですね★
待ち遠しいです。
映画版でだいぶ毒されたので、原作の光酒で浄められたい(・∀・)
たとい2月22日までに人類が滅亡したとしても、私はひとり生き残って、最新刊を手にするだろう。
棲むべき日本は蟲師の中にだけある。(蟲か、俺はw)

うちのブログ界隈では、意外と蟲師が読まれてないような感触なんですが、それはなぜ。
題名から、何となくおどろおどろしい、グロ系を連想するのかなあ。
そういうのとは全然ちがってて、たとえば恒川光太郎「夜市」なんかを好きな方に、超強力にリコメンドしたい作品。
(…となぜかワルツさんを思いながら書いていますw)

作者は山口県(今も在住かしら)の女性。漆原友紀さん。三十代前半くらいでしょうか。
もう漫画家の道はあきらめて就職しようと思って、面接の前日に、漫画賞受賞が決まったそうです。

初めての方には、漫画以上に、アニメ版もおすすめ。美しい。
続き話じゃなくて、基本的に一話完結なので、どこからでも、たぶん大丈夫。
アニメ、再開して欲しいなあ。26話予定だったのに、20話で打ちきった、フジテレビに怨念w
でも、墓場鬼太郎やってるし、あの後あたりに再開すれば、すべて水に流すからさあ(甘えるように)。
アニメのスタッフは、最近ゲームを作ったみたいですね。あぶれてる?
なお、映画のことは、なかったことに。大友さん、次回作に期待します。マンガ、書いて。(フリーダムは、でも、面白くなってきました。どの程度、大友さんが関わってるか知らないけど。)

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コメント

ゲームが気になってました。
フジで放送されていた「あなたの隣に誰かいる」
という怖いドラマに「蟲の男」というのが登場するので、
この作品もてっきりホラーだと思ってました。
『夜市』の世界観に近いのですね。
それは読んでみたいです。
ゲームは検索してみたら評判いいみたいです。
私の好きなsim系。
overQさんはゲームはやらないのですか?

Posted by: Site icon LIN : February 1, 2008 11:33 PM

「蟲師」は今連載中のマンガでも、屈指の傑作です☆
連載のペースがものすごくのろいんで、なかなか本が出ないんですが、極上の品質なので、読者はみんな満足してるはず。

グロいホラーということは全然なくて、懐かしくてあったかい。
人生の機微をそっと救い出す、女性の手の平のほのかな暖かさと冷たさがあります。

ゲームから入るのは、たぶん最悪なんで(笑)、絶対止めてくださいっ!
マンガやアニメを見て、世界観を知ってる人向きに作られてることは明白。
…逆に知らない人には何のことやらわからない、ほのめかしに満ちているはず。

蟲師の世界、時代設定は、明治時代…だけど、近代化がごくごくゆっくりと進んだ、別な「文明開化」。
古代や中世と、近代が混在する世界。
文字がまだ新奇なものとして、特別な力を持ちうる時代でもあり、
「書く・書かない・書けない」
という三つの現実が交錯します。

Posted by: Site icon overQ : February 2, 2008 8:07 PM

overQさん、こんにちは。
うーん、ずるい。ずるいですよ。
これは面白いマンガですね。 overQさんオススメとあって以前から気になっていたのですが・・・こりゃ面白いです。
僕が懸念していたのは、 このマンガはoverQさんに分かる面白さで僕には分からないだろうなあなんて思っていたのですが、一部杞憂に終わり大変面白く読めました。
それと同時にやはり overQさんならではの楽しみ方ができるのだろうということを想像するのはやさしいと言いますか、奥行きがあり世界観も絶妙なバランスをとりなが平衡を保っているマンガで自分はこのマンガの面白さを十分に味わい尽くしてはいないなあって感じて歯がゆいです。まあそれでもやはりこりゃ凄いもんだと素直に感動しました^^
と書きつつ今はちょっと『風雲児たち』を読まねばならないのでそちらが終わったら少しずつ『蟲師』もそろえていけたらと思っています^^

Posted by: kyokyom : February 8, 2008 9:11 PM

蟲師は最初、大友克洋が帯の宣伝文句を書いてたので、それで知るようになった漫画でした。
その頃は、どこに連載してるかも、よくわかりませんでした。
あっちこっち転々としてたようですが。

大友さんの映画版はもひとつでしたが(笑)、アニメは原作に忠実で(ストーリーのみならず、構図など作画でもかなり正確に漫画をなぞってるようです)、たいへん傑作です。
背景や色、音が素晴らしいです。

蟲師は思いっきり柳田民俗学の世界。
「鎖国が続いたままの日本」
「江戸と明治のあいだにもうひとつ時代がある感じ」
「急激には近代化が進まなかった、維新後」
というようなものらしいです。
明治以降、見失われたけれど、もうひとつの日本があって、そこが人の棲んでいるほんとの日本なのかもしれない。
「精霊の守り人」の著者も、民俗学・民族学の専門家だそうで、こちらの作品も同じ頃アニメになって、ちょこっとブームでしょうか。

作者の人は、感じがよさそうで、その点も好きな理由。
どの巻だったか、カバーの著者の言葉で、
「この頃、映画なんか見ても泣かないのに、
スケートの選手がきれいな弧を描いて舞ったり、
競馬の馬がゴールする瞬間を見たりして、涙が流れる。」
みたいなことが書いてあって、それが面白い人だなと思いました☆

Posted by: Site icon overQ : February 10, 2008 6:19 PM
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