AZ::Blog はんなりと、あずき色☆: 家庭菜園一族 アーカイブ

ペペ収穫祭―ベラン道12

written by overQ
July 10, 2005

ばな
[前回までのあらすじ]
実はついたが、なかなか熟さんペペ。しかし、ようやく、その日が。

もぎ取られたペペの実★もぐ

父「ついに、この日が来たのじゃ!」
子「父ちゃん!」
父「もげッ! もぎ取るがよい…心ゆくまでな」
子「もぐよ、父ちゃん。おいらは、もぐ」
(もぎもぎし合う父子)

父「苦節三ヶ月弱。58円で買ったペペから、58個の実が取れた」
子「おお、一個一円」
父「スーパーだと、安売りのときなら、50個は、だいたい300円くらいで売っておる」
子「242円の儲けだよ、父ちゃん。…というか、あまり得した気分がしないが。土とか肥料とか考えると、損した気持ちさえするが」
父「ヴァカもん! わしらは、育成したのじゃ! 手塩にかけて育てる喜び…これは、値段では表せないものじゃ。マクドナルドのスマイルのように、な」
子「おお、手塩にかけて育てる喜び…マクドのスマイル…それは0円…」
(病みあがりで、若干、ギャグ不調w)

なる、そして、もぐ★赤色エレジー

父「実がつくまでは順調だったが、そこからが長かったのう」
子「なかなか赤く熟してこなかったね」
父「少しでも早く赤くさせようと、わしは毎朝、×××をやり続けた。今日の収穫もすべて、そのおかげじゃ」
子「×××??」
(父、そっと耳打ちする)
子「はうううorz」
父「(さも得意げに)ふっふっふっふ」
子「まさか、そんなことが…。そんなことで赤く…いや、赤らんだと、あえて言っておく。見せてたのか、父ちゃん。脱いでたのか、毎朝」
父「ブラブラとな」
子「たしかに、想像しただけで、赤らんでくるぞ。イッテツおそるべし…手段を選ばぬ男…」
姉「私も毎朝、お父さんとともに…」
子「おお、姉ちゃんまでもが!」
姉「プルプルとね」
子「どうりで近所の人の目が冷たかったはずだ…毎朝ベランダでそのようなことがいとなまれていようとは…_| ̄|○」
父「ブラブラ〜」
姉「プルプル〜」

性病疑惑★ペペ、スピロヘータ

父「とはいえ、ペペ、かなりお疲れの様子じゃ。枯れた葉も目立つし、ひょっとするとウィルス性の病気かもしれん」
子「ウィルス…それって、あんたらが感染させたのではないのか…」
父「ふっふっふ」
姉「ほっほっほ」
子「いや、ほめてるわけじゃなくて」
父「大丈夫、葉は枯れても、実はちゃんとなっておるわ。上の方の葉はかなりやられたが、下のほうはまた再生してきておるしの」
子「実を取りつくしたら、また葉や枝が伸びてくるのだろうか?」
父「知らぬ」
姉「わからぬ」

父「それとのう、今さら何じゃが、ペペ以外のミニトマトは、こんなにデカくならないことがわかった」
子「ハイ?」
父「矮小性といって、小さく育つよう品種改良されたミニトマトがあるのじゃ。それだと、室内の観賞用にももってこい」
子「いや、今さら、もってこい、とか言われても…。こんなデカくなると最初からわかってれば、ミニトマトじゃなくて、ふつうのトマトにしたものを」
父「さだめじゃ」 (腕を組み、薄目で遠くを見つめつつ、ひとりうなずき、さとりの境地に入る)

なぜか美味★闇パスタ伝説

父「まあ、これでも喰うがよい」
子「おお! 父ちゃんの手料理か! で、これはいったい、何?」
父「和風スパゲティ…と呼んでもよいじゃろう。またの名を、イタリア風やきそば」
子「イタリア風? やきそば?」
父「麺はパスタである」
子「はあ…」
父「しかして、味付けは、ほんだしカツオだし
子「和風…」
父「それでいて、トマトもニンニクも」
子「ペペロンチーネ…」
父「にもかかわらず、トッピングはゴマと青海苔」
子「それを、箸でズルズルいただく…」
父「冷蔵庫の余り物の野菜なども、いっしょくたにいためておいたわ」
子「いっしょくた…。うう、こんなぞんざいな料理なのに、食べると意外にもおいしい」
父「これが本日のお昼ご飯。名づけて、カツオ風味の」
子「カツオ風味の?!」
父「アマリモローネ☆」(巻き舌で)
子「余りものネ(トホホ」
父「夜は、ペペとキムチと豚肉とパスタで」
子「おお、韓流パスタ」
父「レッドホット豚キムジョンイル…そういえば、ラッキョウも余っとるから、これも」
子「闇パスタ…」
姉「闇パス、闇パス、るるるるる…」
子「わけ、わかんねーよ」
(…続く)




シソ、死す――ベラン道11

written by overQ
June 5, 2005

[息子の日記]

その朝、おいらは、父ちゃんの、
うおおおおおおおおーーッ!!
という叫びで目が覚めた。

といっても、珍しいことでもなんでもない。
農家の朝がニワトリの鳴き声で始まるように、ベランダの朝はいつも父の叫びで始まる

「はいはい。どうしました、お父さん」
姉ちゃんが、目覚まし時計でも止めるように、そう声をかけた。
おいらは寝返りをうって、父ちゃんに関わる一切との間に、ATフィールドを張った。

そこまでは、いつもの、朝だった。

しかし。
ぎょえええええええええーッ!!
続いて姉ちゃんの、ベラに変身したかのような叫びが!

「どうしたんだ、姉ちゃんまで!」
おいらがあわててベランダに駆けつけると、そこには!

青シソの葉っぱが…落ちている。
父ちゃんが週に三枚ずつ消費して、もはや波平の頭髪状態で、かろうじて残っていた二枚の葉っぱが、散っている。

虫食まれたシソ拾い上げてみると、なにか黄色の小さな粒のようなものが、びっしりと。
卵である。何か得体の知れぬ虫の、卵である。
プランターの表土にも、産みつけられている。
あわわわわわわわわーッ!!

昨日の暑さで、何かが猛烈に繁殖したのだ。ザムザ虫かもしれない。一万匹くらいの。
父・姉・弟は、ベム・ベラ・ベロのベランダー妖怪人間本来の姿に戻って、腰を抜かしたまま、小一時間を過ごすのであった。
こんなことで、夏が乗り切れるのであろうか…。

[父の独白](一部、幻覚)

虫じゃ。ついに虫が、うちのベランダにも。
虫にむしばまれた(このフレーズが、ちょっと気に入ったらしく、親父ギャク帖にメモる父)。

虫にむしばまれた(練習のための反復)。

原因はおそらく…水のやりすぎじゃ。

種のときは、ひたひたくらいにやる…それはよろしい。
しかし、発芽後も、その風習が尾を引くのじゃ。ついつい水のやりすぎになる。
苗が生えてくると、葉っぱが日をさえぎって、土の表面が濡れたままになる。

一方で、ペペのような成長した株は、しっかり根を張っているので、どんどん水を吸う。
ペペはすぐ乾くので水をやるが、ついでにほかの苗にも水を与えてしまう。
同一プランター内に、タイプのちがう苗を植えたのも、よろしくない。水の消費量がまちまちじゃ(肥料にも同じことが言えようて)。
…こうして、水やりすぎの悪習が定着するのじゃった。


じめじめした、虫の繁殖しやすい環境になっておった。
プランターから表土を取り除いてみたところ、青いコケのようなものも付着しておる。

シソは、さすがにもうだめじゃ…シソ、死す(メモる)。
シソ、死すっと(練習)。
しかし、虫よりも、わしのほうが、よく喰った(何か勝ち誇ったように)。

ペペの実
さいわい、他のプランターには、今のところ、卵の兆候は見られず。
ペペは現在、実が三十個くらいなっておる。
ちなみに、身長150センチ。人語を解し、夜明け前には、わしは息子の教育方針について、相談を持ちかけておる。
先日はふたりして焼き鳥屋台に繰り出し、レッサーパンダの将来について熱く語りおうたわ。

果実は、まだ青い。背丈はどんどん伸びるが、実はゆっくりとしか成長せん。
「背丈は伸びるが、実はゆっくりと…」
…おお、それが、ペペさんの言わんとする教育方針なのか…そうか、そうじゃったのか(ひとり納得し、ひとり感動し、ひとり号泣)。


[姉の独り言]

(長屋の日影でタバコをスパスパやりつつ)
ぷはー。
あのバカ父子どもが、フンムーッとか一日中やってるから、水浸しになって、虫が来たのよ。
娘に毎晩虫がついても、気づかないバカ親父なんだから。
スパスパスパ。ボケがッ。

はふー。(と天に向けて煙を吐きつつ)
…とにかく、このままじゃ、だめだわ。

(手に持ったムチで、スパンッと大地を空叩きして)
ついに、ベラとしての本性を出すときが、来たのだわ。
(口調が変わって)あたいが、すべてを、仕切るときがサ。

(プッと吐いたタバコを、ムチで一打ちにして、空中でその火を消す)
いよいよ、アキコ上位社会の到来よッ。

(そして、アキコの左右には、下僕のサモンとハナガタがひざまずく)
さあ、行くわよ。
ベラはベランダーのベラ
エコエコアザラク…

…続く!?





特報! ペペに実がなりました☆

written by overQ
May 20, 2005

悪魔の実

ついに、ミニトマト・ペペに実がなりました。
苦節一ヶ月…というか、わずか一ヶ月で実が(ハラハラと落涙
ほんの10数センチだった苗が、あれよアレよという間に、1メートル21センチ。
そして、結実…。
父子は今、脳内で狂喜乱舞しております( ;´Д`)
…なんか、いつにも増して私的な記事になってしまった気がするw



ミミコン―ベラン道10

written by overQ
May 19, 2005

[前回までのあらすじ]
ベランダーホワイト
そして、ミニトマト・ペペは、1メートルの大台に乗った…。

★摘心の儀式

父「ペペがついに1メートルを突破! これを祝して、カンパイじゃ!」
子「カンパイッ!(グラスをぶつけ合う父子)」
父「(グラスをくゆらせつつ)男はやっぱり、焼酎竹酢液割りじゃのう。こげ茶色のゆらめき」
子「(グラスをくゆらせつつ)子供はやっぱり、壮健美茶竹酢液割り。はと麦、玄米、チクサクエキ〜」
父「ふっふっふ」
子「ふっふっふ」
液を口に含んだまま、見詰め合う父子。たがいにフンムしあうまで、そう時間はかからない…(よい子はマネ…できないな)

斬る!父「(手ぬぐいで顔を拭いつつ)いよいよ、テキシンの儀式の日が来た」
子「(父の手ぬぐいを奪い取りつつ)テキシン?」
父「心を摘む、と書いて、摘心
子「心を摘む??」
父「そうじゃ。ペペの本幹の先端部。これをちょん切る」
子「おお、割礼…」
父「高さが一メートルを越え、花が三段目か四段目までついた段階で、摘心の儀式をおもむろにおこなう」
子「おもむろに、皮を…」
父「いちばん上の花から、さらに二枚くらい葉っぱを残して…(ガバッと立ち上がり)斬るッ!」
子「斬!」
(日頃から隠し持っていた剣を、交えあう父子。しばらく、無意味なチャンバラがつづく…)

★ミミコン

父「時代は今、ミミコン」
子「(小声にて)アンタが時代とかいいますか(そして冷笑)」
父「ミミコンとは何か。それは、ミミズコンポストである」
子「(何か危険なニュアンスを察知しつつ)ミミズ…」
父「すなわち、ミミズで堆肥を作る試みじゃ。今、これがアメリカやオーストラリアでブームである」
子「コンポストっていうのは、堆肥のことだね」
父「そう、ミミズ堆肥。なぜかミミズのみ日本語じゃ、ミミコン。ミミズを飼い、家庭で出た生ゴミを与える。ミミズ君は生ゴミを喰い、堆肥のウンコを出す。天然の生ゴミ処理器なのじゃ」
子「おお。そして、有機堆肥もできてしまう。一挙両得だ」

生ゴミを食べてもらうミミズ御殿の作り方―ミミズコンポスト完全マニュアル父「箱にて、ミミズを買う。箱は何でもよろしい。通気性がよくなければならない。しかし、虫が入るとウジがわくので、通気穴は針で開けたような小さな穴がよいじゃろうて」
子「ミミズは光が嫌いだから、透明な容器は避けたほうがいいね」
父「カビが生えたりしても、失敗じゃ。腐ったようなにおいがしても、雑菌が発生しておるな。ミミズコンポスト系のサイトを参考に、それなりにしっかりしたものを作る必要があるようじゃ」
子「本も出てるね」

父「ミミコン。問題はミミズじゃの」
子「ミミズってどこで入手するんだろう」
父「釣りエサで余ったのが、二十匹くらいおるのじゃが…しかし、問題がひとつ」
子「問題とは?」
父「ミミズは…1000匹必要である」
子「1000匹!(゚д゚lll)」
父「家庭で日々出る生ゴミをすべて処理しようとすれば、それくらいのミミズ君が必要なのじゃ」
子「1000匹のミミズをいったいどこで?!」

(その時であった。久々に、アキコの布団が、ガバと跳ねのけられ)
花「美少年にしてテクニシャン、ハナガタ登場! ミミズ1000匹といえば、まさにここに」
左「精力絶倫サモンもおりますたい! ミミズ1000匹にして、カズノコ天井!」
父「アキコ〜ッ! そうだったのか〜(なぜか喜びつつ」
子「ああ、何の解決の示されないまま、こんな下ネタで終わっていくのか、このエントリーッ!(哀号」

[ベランダ・ミニ写真集…というほどのものでもないけどw]

つまみ菜ボウボウ

トマトの花

トマトのつぼみ

シソの花と種

パセリ




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