姫路のレッドクリフ
久々の更新です。
ようやく引越しが一段落。
というより、引越しはとうに済んでたけど、部屋がなかなかできなくて。
キッチンで細々と暮らしていました。
ネットにはつながっているものの、いろんな人々が入れ替わり立ち替わりやって来るので、ブログの更新もままならず(⌒_⌒;)
五月末には完成する予定だった部屋。
しかし、うちの大工さん、仕事は丁寧だけど、めちゃめちゃ遅いんです(笑)
その上、家族からいろんな「ついで仕事」をやらされる。全然仕事がはかどらんw
あれもして、これもして…と、大工仕事とはまるで関係ない、ゴミ捨て、庭石の移動、植木の散髪、看板描き、溝掃除、自転車修理などを言い渡され、右往左往するうちに日々は過ぎていくのでした。
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さらに、うちの大工さんはものすごく話し好き…それも仕事が遅れる原因。
サッシ屋さんや電気屋さん、樋屋さんら、馴染みの業者さんが来るたび、無駄話に花が咲く。
・家の近所でアライグマが多数目撃される件。
・地元で「四つ目」と呼ばれるウーパールーパみたいな桃色の魚の取材にNHKが来た件。
・広島にはメバル島という釣り人の聖地があり、フェリーには「メバル島」行きと明示されている件(この情報は大工さんにとっても衝撃だったらしく、その後、四五人に連絡していた)。
・痛風の原因はプリン体→プリン体は細胞に一個しか入っていない→細胞が大きいものを食べるのがよい→ダチョウの卵が痛風によい…というファンタジックな飛躍を繰り広げる医学豆知識。
・ムカデを棒の先に乗せ、その棒の反対の先を手首の脈につけると、ムカデは動かなくなるという現象を発見した件(仕事中に)。
というような話を聞いては、連日、笑い転げていました。
おそらく大工さんの一日の三分の一は、こういった雑談に費やされています。
キッチンを寝床とする私は、お客さんが来るたびに、お茶をいれ、その聞き役に回っていました。
まあ、業者さんと仲良くするのが大工さんの仕事で、おかげであまってる資材やらを格安で回してもらって、かなりお安く仕上げてくれるんですが。。
あと、大工さんって、設計図とかなくて、漠然としたアイデアのもと、作っていきながら、考えるらしい…だから、できあがってみないと、実際のところがわからないw
じつは非常にアイデアマンで、全然話してなかった細工がしてあったりして、驚かされます。
…もう、釘を打ち込むインパクトの圧縮空気の音や、ノコギリの音もなくなって、静かな日々がようやく到来。
あのくだらない雑談が聞けなくなると、ちょっとさみしい気もしないでもないです。
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ブログの更新はできなかったけど、姫路をぶらぶらして撮った写真はいくつかアップしていました。
姫路には、レッドクリフがあることも発見。
小赤壁…というそうです。
ここから眺める瀬戸内海は絶景。
クルマで登れるし、小さい駐車スペースもあって、隠れたデートスポットかも。
もう一度、夕暮れの写真を撮りにいかなくちゃ…誰と?
小赤壁…と、名づけたのは頼山陽。
なぜ頼山陽が姫路に登場するかというと、姫路藩の名家老・河合寸翁に招かれて、学問を教えていたから。
この寸翁こと河合道臣姫路藩家老で、たいへん興味深い存在です。
債務超過で苦しんでいた藩を、さまざまなアイデアで改革した策士で、現在の地方自治の問題ともぴったり重なる存在。
◆河合道臣 – Wikipedia
小赤壁のある福泊から、北上していくルートは重要で、得体の知れない遺跡だらけ。
弥生時代から江戸時代まで、各種取り揃えで、播磨の奥深さ…というか、ゴチャゴチャさをよく実感できる。
播磨というのは、レッドクリフだけじゃなくて、いろんなヘンテコなものがいっぱいあります。
北上していく縦のライン(市川沿い)と、西国街道などの古い道が交わる十字路。
各時代に名前を替えながら、息づいている「神」の住処。
ずうっと北上して、丹後から中国地方に抜ける横のルートと交わる十字路が辻川で、柳田国男の家がある場所だったりする。
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