HDR画像でキレイになる!
Flickrを「HDR」で検索すると、大量にヒットする、ものすごい美麗な映像。
◆Flickr: Search – “hdr”
こういう写真は、特殊なカメラや撮影法が必要なのかと思ってました。
が、しかし。
そうではなかった。
普通のデジカメと、フリーソフトを使って、簡単にできてしまう。
たいていのカメラには、「オートブラケット」という機能がついています。(ケータイのカメラにはないけど。)
露出を変えて、三枚の写真を連続撮影する機能。
でも、カメラに詳しい人以外は、あまり使うことがない。
本来は、露出を変えた三枚…明るいのと、普通のと、暗いのができるので、きれいに撮れたものを、その中から選ぶための機能らしい。
でも、この三枚を使って、デジタル合成してやると、HDR(ハイ・ダイナミック・レンジ)画像を作ることができます。
例えば、このような、夕暮れの川の風景。
じつはHDRに合成する前は、下のようなひどい写真でした。
近所の橋の上から川を撮った、ぞんざいな写真…夕暮れかどうかも、よくわからん( ;∀;)
HDR画像の作り方
まずは、撮影。
カメラのオートブラケット機能を使って、明・中・暗の3枚の写真を撮影します。
(キャノンのカメラでは「AEB」、京セラのだと「ABC」というそうです。)
そして、出来た3枚の写真を、Qtpfsguiというソフトで加工します。
Qtpfsguiは、Windows/Mac/Linuxで使えるフリーソフト。以下のサイトから、ダウンロードして、インストール。
◆Qtpfsgui – News
「New Hdr…」をクリック。
「Load Images…」から、「明・中・暗」の3枚の写真を読み込む。露出(Exposure)の数値なんかは、自動で読み取られるはず。
で、「Next」→「Finish」と進みます。デフォルトの設定のまま。
そして、「Tonemap the hdr」をクリック。
「Mantiuk」「Fattal」「Drago」などのタブが並んでいます。
それぞれのタブを開いて、「Apply」をクリックすると、合成画像ができます。
「Result size」のところで、画像の大きさが設定できます(デフォルトでは、出来具合を見るために、小さい画像ですばやく加工する設定になっているので、もっと大きいのに変える)。
それぞれいろいろ細かい修正ができますが、とりあえずデフォルトのままで、「Mantiuk」「Fattal」「Drago」あたりを作り、jpg画像でSave(保存)。
保存した画像を、GIMPなどのレタッチソフトで開く。
「Fattal」を背景にして、「Mantiuk」「Drago」をレイヤーで載せ、「オーバーレイ」にしたのが、下の図。
不透明度を変えたり、
「オーバーレイ」以外のモードを試してみたり、
背景画像を中心に彩度やら明るさやらを変えたり。
また、レイヤーを複製して、モードをいじったり、彩度明度などをいじったりして、微調整。
隠し技としては、どれかレイヤーを複製して、
「ハードライト、不透明度 25%」くらいにし、
派手なグラデーションを選んでから、
「色→マップ→グラデーションマップ」
そして、そのレイヤーの色や明るさを調整する。
そうして、画像をレタッチしていき、できたのが、これ。
たぶん、カメラがよくて、被写体もゴージャズなものだったら、そんなに修正しなくても、Qtpfsguiで作っただけで、キレイなのができるんじゃないでしょうか。
Flickrにアップしてる外人サンたちは、そんなに画像をいじってるようには見えないw
うちのカメラは、2001年あたりに発売された、今となってはかなりしょぼいやつなんで、なんとも言えないですが。
でも、ダメダメな写真から加工して、美麗な画像を作り出すほうが、ビフォー/アフターな面白さがある(∂_∂)










