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19
May
2009

お菊井戸の写真が本に載るよ

お菊井戸と姫路城

去年のお正月に撮った、「お菊井戸@姫路城」の写真が、本に掲載されることになりました\(^▽^)/

彩図社から6月末に出版予定の、「呪われた日本地図(仮)」。
ちょっと前にコンビニでよく見かけた「呪われた世界地図」の日本版みたいなものじゃないかなあ。。
写真にoverQのクレジットもあるので、見かけたら手にとってみてくださいね☆
ケータイで撮った写真というのが、ミソですъ( ゚ー^)

白黒で載るので、じっと見てると、貞子さんが這い出てくるかも。

井戸の垂直下方と、お城の垂直上方の、ふたつの方向がコントラスト。
姫路城を舞台にしたホラー、泉鏡花の「天守物語」をもし映画化するなら、
お菊井戸のエピソードも付け加えるとよいのです。
垂直方向の映像が撮れるので、映像的に面白くなるはず。

夜叉ヶ池・天守物語 (岩波文庫)
泉 鏡花
¥ 420 / 岩波書店
( 1984-01 )
在庫あり。

映画と垂直性…というと、ヒッチコックの作品(「めまい」とか)を思いますが、最近のだと、「バットマン・ビギンズ」。
少年時代のブルース・ウェインは井戸に堕ちて、コウモリがトラウマとなる。
一方、ゴッサム・シティは魔天楼の街で、ブルースの会社もハイパー高層ビル。

バットマン ビギンズ Blu-ray Limited Edition (2,500個限定生産フィギュア付)
監督:クリストファー・ノーラン
出演:マイケル・ケイン
¥ 19,800 / ワーナー・ホーム・ビデオ
( 2008-07-23 )

バットマンは、スーパーマンみたいに飛ぶんじゃなくて、ビル街を「落下」するんですよね。
また、スパイダーマンは這う(あるいは、ターザンみたいな綱渡りをする)。
この三者の、「魔天楼渡り」のちがいは、決定的に重要。
たんに映像的なインパクトを作るだけじゃなくて、
キャラクターの心理造形や、都市の読みとり方についての、かなり深遠なメタファーを形成しています。
敵役は主人公の陰であり、この二項対立は都市の構造そのもの。

…そういうところを読むと、映画ってほんとに面白いです。

「リング」だと、貞子さんは井戸という垂直下方からやって来る魔であり、
一方、「呪怨」だと、屋根裏(垂直上方)に住んでいる魔物(伽椰子さん)は、階段を這って降りてくる
ちゃんと、そーゆー構造になっていて、映画的な力があり、実際ヒットもする。
記憶の中に映像が共同幻想化されて、パロディもできるんです☆

「天守物語+お菊井戸」コラボな作品、リニューアルされる姫路城、ロケで撮ってほしいにゃあ。(脚本書くよw)

呪怨 白い老女 [DVD]
監督:三宅隆太
出演:南明奈
¥ 4,725 / TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
( 2009-08-07 )
在庫あり。

リング [DVD]
監督:中田秀夫
出演:松嶋菜々子
¥ 2,625 / 角川映画
( 2005-03-02 )

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コメント

  1. ワルツ Says:

    overQさん、こんにちは。
    読ませてもらっていたのですが、コメントご無沙汰してましてすみません。
    でも、今回overQさんの書かれた記事(写真)が本に掲載されると知って、いてもたってもいられず、書き込みさせてもらいました。
    やっぱり流石です。凄い世界をリアル本でも見せてもらえると思うと今からわくわく!
    楽しみです。
    本屋さんで見つけますね。(*^。^*)

  2. overQ Says:

    ★ワルツさん。

    こちらこそご無沙汰しております。
    最近、うちの記事はすごく専門的になってきてて、
    きっとコメントしずらいだろうなあと思って、
    みなさんところにもあまりコメントしないようにしてるんです(コメントしたら、きっとお返ししてくれますからね)。

    信じがたいことですが、
    どの学者も到達できなかった京都学の新たな高みに来てしまっている感触さえあるんです。

    本は、写真が乗るんですが、出版社の方が、ネットで検索して、うちの写真にたどりついたみたいです。
    丁寧ないい人そうな編集者さんだったので、安心安心。
    呪い系の書籍なんで、お菊神社の御守を送ってあげようかなと思っています。

    私事になりますが、六月から、姫路のほうに帰ることになりました。
    京都とも、もうすぐお別れです。
    「うしろの京都」シリーズは、まだもう少し続きますが、京都への思いを込めて、書いています。
    …というか、私にも「京都への思い」がけっこうあることが、今頃わかってきました(^_^;)

    京都から播磨に行くのは、秦河勝や、安倍晴明のライバルの陰陽師・道満法師、あるいは嘉吉の乱の赤松満祐
    …みなさん、「荒神」となる人々(・∀・)
    牛頭天王の末裔です★
    理論上は、荒神が去ると、京都に祟りがあるんですが(冷汗)、どうなるんでしょう…(笑)

  3. みほお Says:

    こんばんは。6月から姫路へお戻りに・・とは! ご近所さんになれるんでしょうか。

    >「天守物語+お菊井戸」コラボ
    でしたらモノレールも加えてくださいませ。垂直に交わる水平・・
    お城を中心に描かれる壮大な十字架には、ダビンチコードも天使と悪魔もそこのけそこのけな、ものすごい秘密が隠されていたのでありました・・(どんな秘密? ←謎

  4. ワルツ Says:

    姫路にお帰りになってしまうのですね。
    京都について、不思議なこと、心惹かれることなど、
    たくさん教えていただいたなぁと、今更ながら思い返して
    大変感謝しています。
    overQさんが京都におられないと結界が壊れてしまうーーー
    不安です・・
    というより、やっぱりやっぱり、とても寂しいです。

  5. overQ Says:

    ★美頬さん。

    姫路は生まれ故郷といっても、主に十代の頃に住んでただけなので、
    かなり「はなれ故郷」と化しています。
    わからないことばかりなので、よろしくお願いしますね。

    「播磨-京都」を舞台に、ダビンチコードみたいなものが書けるのではないか…と薄々思っています。
    半年くらいは失業しそうなので、こっそり画策してみようとは思っています。

    今日は、梱包作業があまりにつらいので、逃避して、比叡山に登ってきました。
    滋賀のほうに下って、坂本を歩いたのですが、たいへん美しい町でした★

  6. overQ Says:

    ★ワルツさん、ふたたび。

    姫路に帰ることになったので、京都の写真が撮れなくなるのを、じつは危惧しています。
    だいぶ撮りためたのですが、それでもまだまだ行ったことのない場所がいっぱい。
    もしかすると、記事でお願いして、京都在住の方に撮影してもらったり…なんて、コラボな企画も思っています。

    今行きたいのは、堀川三条の近くにある「越後神社」。
    この神社も、路地奥の、「そんなところに神社が?」な場所にあるようなんです。
    元は池の中島にあって、龍神を祀るもののようです。

    「京都魔所めぐりツアー」というような、
    みなさんと一緒にレンタルサイクルで走るようなことも、
    ほんとはやってみたいところ。
    でも、大人五六人で、どやどや路地の奥に侵入すると、絶対近所の人に怒られそうだなあ(笑)

  7. 四季 Says:

    overQさん、こんにちは~。
    いえ、コメントのお返しというわけではないのですが…(笑)
    (そういうのが欠落してる私です←わざと欠落させてる?)

    >記事でお願いして、京都在住の方に撮影してもらったり…なんて、コラボな企画も

    これが楽しそうで! 思わず反応してしまいます。
    いいですねえ。そういうのも。京都の方、結構いらっしゃると思いますし。
    それに播磨という土地もなんだか色々ありそうなところですよね。
    さかのぼれば、結構さかのぼれる場所?
    源氏物語の須磨や明石も、播磨に入りますよね。

    姫路城の写真、なんだか怖いぐらいの写真ですね。
    これで白黒になったら、空が相当不気味な感じになりそうです…
    さすが「呪われた日本地図(仮)」。(笑)
    この空に龍が舞うぐらいならいいんですけど
    どうもそれだけでは済まされなさそうで、どきどきします。

  8. overQ Says:

    ★四季さん。

    みなさん、わりと律儀にコメントを返してくださいますよね。
    返さなかったり返したり…私はまちまちなので、心苦しく思ったりもします。

    各地の「魔所」に行ってもらうコラボ企画は、ぜひやってみたいところ。
    呪いも分散されるし(それが秘められた目的?)。
    四季さんの近所も、西国街道とかの近辺ではないでしょうか。
    あのへんも古墳から始まって、各時代の不思議スポットが密集しているあたり。

    姫路に帰ったので、昨日、さっそく山陽道を少したどってみました。
    いろんなものがあります。
    石棺仏といって、古墳の石棺を引き剥がして、地蔵さんなどのレリーフを彫ったものが、播磨には百個以上もあるそうです。
    あと、姫路にレッドクリフがあることも発見しました。
    …播磨も歴史が古いので、いろんなわけのわからないものがあります☆

    姫路城のお菊井戸は、一説では、姫路城が一般に公開されるようになってから、「お菊」専用にされたらしいです。
    江戸時代には、鷺井という名水があって、京都の柳井と、どっちがおいしいか勝負したこともあるそうです。
    不思議と、どの時代にも、播磨と京都は張り合ってるんです。

  9. みほお Says:

    再びこんにちは。
    おおお。ついに姫路へお戻りになられたんですね!
    まさか自衛隊の起床ラッパの音色が聞こえる範囲にお住まいでいらっしゃるとか・・(ローカル

    >姫路にレッドクリフ

    ・・かの「小赤壁」ですね。海岸から眺めてもどこがどう赤壁なのか、想像力で勝負というのがまた魅力ですよね☆

  10. overQ Says:

    ★美頬さん。

    十日ほど前から、姫路に帰ってきています。
    まだ住む部屋が工事中で、リビングで生活しています(;´Д`)
    家族に見られるので、ブログの更新とかもやりにくいですw

    レッドクリフのある福泊あたりは、変わったお地蔵さんなどがあって、なかなか濃ゆいですね。
    小赤壁の上からの瀬戸内海の眺めは絶景で、隠れたデートスポットかも。

    ブログの更新は、まだ一週間くらいできそうにないですが、写真は着々と撮影中で、こちらに徐々にアップしています。
    http://photozou.jp/photo/top/29998

  11. shakunage Says:

    overQさん はじめまして

    すてきなデザインのホームページですね
    サイトの背景は、overQさんがお作りになったのでしょうか?
    とても印象的なデザインなものですから。。

  12. overQ Says:

    ★shakunageさん。

    こんにちは、shakunageさん。
    こちらこそはじめまして!

    背景はGimpやphotoshopで作りました。
    上の花のところは、大きさや向きをランダムに変化させながら描いてから、そこに虹色のグラデーションをかけたもの。
    わりと簡単にできるんですが、パソコンじゃないと描けない絵でしょうね。
    紋章みたいなのは、フリーフォントを組み合わせたもの。
    ネットのデザインも、ツールや素材がどんどん進化してて、追いつくのが大変です(^v^)

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