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13
Oct
2008

ご利益アップデート

  

地蔵ボード・左

Mlle Cさんのパソコンのモニタが壊れたらしい。
前回、マウスが故障した時は、上善寺のお地蔵さん軍(通称・マザーボード地蔵尊)によって、直ったのです。

今回、なぜ効かないのか。
それは、あれですね、ご利益アップデートをしてないからw

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30
Sep
2008

QnapShots #043 「灼然の花」

  

彼岸花

柿本人麿の歌に、「壹師(いちし)の花」を歌ったものがあり、これが彼岸花だという。
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29
Sep
2008

魔所に行きましょ、秋の京都。(仮題) #01「広沢池の謎の人面石」

  

秋といえば京都
…という固定観念が、
いまや脳内に形成されてしまった観のある日本人。
そして、イメージどおりのパビリオンと化しつつある京の町。

しかし。
あなたの知らない京都が存在する。

そんなわけで、得体の知れない京都を紹介するシリーズ。
名づけて、

「魔所に行きましょ、秋の京都」

ためしてガッテンで小野文惠アナに
読んでもらいたいような題名になりましたが(-_-;)

ともあれ、第一回は、「広沢池の謎の人面石」

広沢池の謎の人面石

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27
Sep
2008

能を見てきたよ

  

大江能楽堂

能を見てきました。
大江能楽堂。
御池を少し上ったところ。烏丸より東入。
虎石(のあった場所)の近く(…といっても誰もわからんかw)。

井戸の妖精が舞う「菊慈童」、
市原の老婆がじつは小野小町の成れの果てという「通小町」、
楽しいけれど、呪術的な裏がある狂言の「鳴子遣子」、
そしてメインイベントは、ボーイズラブな「松虫」。
若手の美形やそれ以外の役者さんたちが大活躍します。
最後の舞は圧巻でした。

  +

お客さんもたくさん。
最初の三つは、舞だけ謡だけと狂言。
どうやら通い慣れてる人たちは、最後の出し物だけ見にくるみたい。
「松虫」の時はほぼ満員。
三百人くらい入ったでしょうか。

お年寄りが多いです。外人さんもそれなりに多い。
若い人も思ったよりは、そこそこ入ってらっしゃる。
当日券3500円でちょっとお高いのですが、
学生さんは1500円です。
チケットのプレゼントとかもけっこうありますから。

  +

大江能楽堂は、明治41年創建。大正8年に改築したのを、
最近、2001年にリフォーム。
天井に雨漏りの痕があったり、柱のほかに支柱を継ぎ足したり、
床面がずいぶん使い込んであったりと、なかなか趣あり。

観客席は靴脱いで座ってみる形。二階の桟敷もあります。
三時間以上ある公演なんで、正座すると、恐ろしいことになります。
実際、恐ろしいことになっている人々を目撃しました(笑)
一番前のところだけ、椅子が並べてあって、
慣れてない人はそこが一番いい席ですね。かぶりつきで。
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岩神、大井子、あははの辻。

  

Like A Rolling Stone

西陣の岩上神社

西陣のとある一角。
最近区画が整備され、新築の家が並ぶ、この地に、
高さ2メートルほどの巨大な岩が、にょっきりそそり立つ。
綱を巻かれ、神として祀られています。

岩神さま
お乳の出がよくなるのが、ご利益。たぶん女神さま。

さまざまな来歴を経て、この地にやってきた。
京の民は、ことのほか、この岩神さまに感心があると見え、
その複雑な来し方は文献からたどることができます。

西陣にいらっしゃる前は、今出川門の南、
江戸時代、八条殿があったあたり、路上に転がされていた。
というのも、これを禁裏の後水尾院の築山の立石としたところが、
禿童(カムロ=カッパ)と化して夜行する、吠えるなどの妖怪事。
道に放られたあと、寛永のはじめ、西陣に祀られたらしい。(「菟藝泥赴」)

庭石にされる以前は、中山神社に祀られていた。
中山神社は、二条城の南、岩上通りにあります。
「岩上」というのは、もちろん岩神さまのこと。
この神社は、以前はもう少し北、
今は二条城の東北辺にあたる場所にあった。


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二条大宮、通称「あははの辻」のあたり。
冷泉院があり、
そもそも岩神さまはそこに祀られていたもの。

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その神の名は(園神韓神と蘇民将来、そして鵺)

  

その神をみやこに

園神韓神(そのかみ、からかみ)。

桓武帝が平安遷都のとき。
園神韓神という神さまがすでに祀られていて、
建都のため、これを取り除けようとしたところ、神託があり、
「長くこの地にあり、帝都を護らん」と。
こうして、韓神園神は、
大内裏に当初から祀られた、唯一の社となった。

延喜式によれば、

「宮内省坐神三坐 園神一坐 韓神社二坐。
春二月冬十一月丑日 祭之参議一人就祭所行事」

園神が一座で、韓神が二座。
合計、三座が宮内省にまつられた。

園神=婆梨釆女
韓神=牛頭天王と王子

なんだと思うのです。
この名前で呼ばれていたかどうかは、わからないけれど、
同じ型の信仰が、ここにあった、と。*1

ちかきだに 聞かぬみそぎを なにかその
        から神
までは 遠く祈らむ

ー少将内侍(「後拾遺和歌集」)

少将内侍は、少将(=牛頭天王とその王子)につかえる巫女。「うねめ」としての生き神、ハリ采女。
同じく、後拾遺和歌集の歌人である「少将井の尼」も、そう。
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¶ Footnotes:
  1. 牛頭とは呼ばれてなかったかもしれない。
    この名前の文献登場は、わりと新しいから。
    牛には関係していただろう。
    天王とか、天神・天使とは、
    呼ばれていた可能性がある。
    すると、天皇とダブってしまうので、具合が悪い。
    そこで、韓神というよそよそしい一般名で呼ばれていると。 []
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瓜生石の謎

  

瓜生石、キュウリ、牛頭天王


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瓜生石(うりゅういし)。
知恩院前の道路のど真ん中に、ご鎮座まします神の石。

知恩院より古い由来を持つ。
貞観2年(860年)6月14日の深夜のこと。
この石に一夜にして瓜(キュウリ)が生り、
牛頭天王が宿った、というもの。
その後、牛頭天王の新霊は今の粟田神社に移られた。

「牛頭天王」の文字が表面に浮かんだとか、異説もあるけれど、
これは桃太郎やかぐや姫・瓜子姫と同様、
「うつほ」に神が宿りつくことなので、
実のうちに宿ったとみるのが正統。*1

八坂神社の紋はキュウリの輪切り

素盞嗚尊こと牛頭天王を祀る八坂神社の紋は、
輪切りにしたキュウリの断面をかたどったもの。
粟田神社では、神輿を瓜生石の上に置いて、神を宿らせる行事が、
明治まではおこなわれていたそうです。
ちょうど、少将井の井桁の上に神輿を置いて、
神を宿らせるのと、ペアになってる感じです。
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¶ Footnotes:
  1. 一夜にして実がなるのも、
    「一夜で子を孕む」タイプの神話のパターン。
    ペンタメロンのペルオントと同系。 []
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祇園祭の星の王子さま

  

王子さまの魅力に感染…したい?

王子辞典 Prince Dictionary


タイムマシンラボ
¥ 1,554 / 太田出版
( 2007-02-01 )
通常24時間以内に発送

いづれの王子さまから始まったのだったか
…ハンカチ王子とか、「王子さま」ブーム。
テレビ映えのする美形男子には、
この呼び名を与える風習がしばらくつづいてます。

しかしながら、日本で伝統的に「王子」と呼ばれるものは、
じつは全然ちがうものでした。
いわゆる「疫病神」
…比喩ではなく、文字通り、
伝染病を運んでくる目に見えない鬼の魂魄。
それを「王子」と呼んで、お祭することが多かった。
コレラとか、鳥インフルエンザとか、O157とか、
プリオンとか、メタミドホスとか、
そういうのが、ほんとの王子さまです(-_-;)

日本各地に、「王子」の名を持つ地名が名残りをとどめる。
東京の八王子、神戸の王子動物園。
京都だと、岡崎の王子町、
下京の悪王子・元悪王子、左京の若王子、北区に福王子など。*1

みなさんのお近くにも、きっと「王子様」がおられるはず。
疫病がはやると、お祭りをして、荒神をしずめた、その痕跡。
「若宮」とか「今宮」と呼ばれることも。
「将軍」っていうのも、じつはこの系統だし、
ほんとに全国津々浦々、たくさんいらっしゃる王子さま。

八坂の悪王子神社2

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¶ Footnotes:
  1. 若王子は少し系統がちがって、
    熊野権現・十二所権現の流れにあって、
    仏教と習合しながら、整備され、
    天照大神、その子ニニギ尊をお奉りします。
    でも、大元の由来は、同じかもしれない。
    八幡さんも、じつは母子神として、根っこがつながる。
    御霊として祀られるのも、八柱。
    また福王子は、桓武帝の孫で、宇多天皇の母・班子皇后を祀り、
    平安時代でも母子神としての王子信仰が生きていた。
    天皇が天王であった平安京のはじめ。
    斑子女王の「斑」は、班女に通じること。 []
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井戸の中の女神さま

  

井戸の底から

リング コンプリートBOXリング コンプリートBOX
監督:中田秀夫
出演:松嶋菜々子
¥ 13,440 / ポニーキャニオン
( 2003-04-16 )
通常24時間以内に発送

リングの貞子さんを思い出すことから始めたいのです。
平成に出現した、いちばん有名なお化けといっていい、貞子

以前書いたことがありますが、
貞子は戦前の千里眼事件からヒントを得たもの。
東京帝大の福来博士がおこなった念写実験。
大騒ぎになって、博士はついに大学から出て行くハメに。

「念写」を写真じゃなくて、ビデオに収録したのが、
リングの貞子さんのアイデア。
今はDVDになり、コピーが難しくて、きっと困っておられるはず。
その上、ブルーレイとかどんどん新しくなるし、
「もうほんま、アナログ怨霊で、困ってますわ」
…というぼやきが、井戸の底から聞こえてきそう。

そう。
貞子サンといえば、井戸。
じつは、「井戸にすむ女」というのは、
日本古来の重要な伝説につながるもの。
貞子さんの怖さの持つ、深みとポピュラリティは、
この元型に根を張っていることから生じる。
今回は、この貞子の系譜を追ってみます。

お菊さんの井戸

井戸の女の怨霊というと、姫路城のお菊井戸
皿屋敷のお菊さんです。
井戸の底から「一枚…二枚…」と恨めしげな声がする。
家宝の皿をなくした、という濡れ衣を着せられ、
殺されたお菊の怨霊。

お菊井戸と姫路城

姫路城には、お菊の井戸とされるものもあります。
お菊さんは今は、十二所神社の中に、
「お菊神社」として祀られています。

お菊神社

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24
Aug
2008

QnapShots #042 「お地蔵さんのクリスマス」

  

増位山登口の地蔵

姫路の増位山、登山口にまします、お地蔵さん。聖なる世界の入口…サカイをまもるもの。
お盆で帰省したとき、撮影。
背後のブロックが、うまい具合に十字架みたいに写りました。

今日23日、京都では地蔵盆。謂うならば、お地蔵さんのクリスマス。
京都に来るまで、地蔵盆というものを知らなかった。
うちらのへんではしなかった風習。
でも、検索してみると、姫路でも地蔵盆、ないわけではないようです。

ハロウィンと同じもの…。
お菓子をねだりにくる「小さい鬼」を供養する。
亥の子とか、東北のサイの神のまつりが、季節はちがえど、同様のものと言っていい。
たぶん、「お菓子」という、コドモ専用食べものの起源が、ここに求められる。
神=悪魔であるコドモ。
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17
Aug
2008

姫路から京都へ来るもの

  

お盆は、姫路に帰郷。
新快速で姫路から京都に戻るあいだ、ぼんやりと播磨から京都にやって来るものどものことを思う。
「日本」史に落ちる、巨人の影。

姫路城の逆光

  +

陰陽師・安倍晴明のライバルは、蘆屋道満
播磨出身の法師陰陽師
晴明と道満の呪術対決は、中世説話から歌舞伎を経て、現在の陰陽師ブームまで、賑やかにカタられる。
晴明神社の☆の紋章「五芒星」は、ドーマンセーマンと呼ばれる。「道満=晴明」ということ。

蘆屋道満は、播磨から京都にやって来て、藤原道長に術をかけ、晴明に破られる。ために、播磨に追い払われたとも。
やって来るのか、払われるのか。
しかし、すべての「退治(エクソシスト)」伝承がそうであるように、ここでも「鬼(悪魔)」と「鬼退治(払い)」は同一人物である。
どーまん=せーまん。
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10
Aug
2008

QnapShots#041 「Study in Green」

  

道風の碑石畳に案内されて山の祠へ鬱蒼の杜

あんまり暑いんで、森に避暑。

京見峠を越えて、雲ヶ畑に抜けるルートは、
かなりハードなサイクリングコース。
たいへん人気があります。
麦わら帽とサンダルばきで、
まるでプロゴルファー猿のように、
本格装備のツーリストに勝負を挑み、
約二時間ノンストップで駆け抜ける。
…よけい、暑い。。(  ゜ ▽ ゜ ;)

ルートの中間地点にあるのが、道風神社
写真は、そのあたりの緑色。
自転車乗りで訪れる人は少ない。
近くにこんこん湧き出る名水は、
ポリタンクを持った善男善女が群がるのだけれど。

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7
Aug
2008

涼しいお部屋から京都を楽しむ・その1

  

赤塚不二夫をおくる、タモリさんの弔辞、素晴らしい。
赤塚不二夫さん葬儀 タモリさんの弔辞全文(産経新聞) - Yahoo!ニュース

  +

さて、Googleマップに登場した新機能「ストリートビュー」。
街並みを360度眺めることができます。
これを使って、京都を旅してみまひょ
…というのが、今回の記事。

もうね、めちゃめちゃ暑いんで、
クーラーの効いた部屋から京都散歩ですわ。
昼間はゼッタイ外に出たくないですから。


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まずは、京都タワー。
もはや京都の顔となった観があります。
建築界のゆるキャラ。
「現代建築」JR京都駅よりも、京都タワーに
われわれは心惹かれてしまうのココロ

画像上でグリグリとドラッグすると、
絵がパノラマ回転。
ホイールで拡大縮小。

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27
Jul
2008

QnapShots#040 「おそらにみしるし」

  

ハリストス正教会1

あれのにみつかい。
おそらにみしるし。

ほめうた、うたう。

京都ハリストス正教会にて。

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24
Jul
2008

QnapShots#039 夕立を恋う

  

雨社(岡崎神社)

夕立。
というものが、ない。

困っています。
かみさま。
降らせてね。

あと、朝立も、このごろ、ないです。

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2
Jul
2008

QnapShots#038 茅の輪をくぐる

  

茅の輪をくぐる

「蘇民将来、蘇民将来。」

三十日、北野天満宮にて、夏越祓。
なぜか、「レイダース 失われた聖櫃」と「スターゲイト」を思い出す。
夏は、すぐそこ。

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