<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><!-- generator="WordPress/2.7-beta3" -->
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	<title>AZ::Blog</title>
	<link>http://www.overcube.com/wordpress</link>
	<description>はんなり、あずき色。</description>
	<lastBuildDate>Thu, 20 Nov 2008 12:28:42 +0000</lastBuildDate>
	<docs>http://backend.userland.com/rss092</docs>
	<language>ja</language>
	
	<item>
		<title>pingがうまく飛ばせない</title>
		<description>pingがうまく飛ばせない〜♪

と、泰葉の曲に出てきそうなフレーズを鼻歌まじりに奏でつつ。
じつはこのブログ、pingが飛んだり飛ばなかったりするのです。
いろいろ調べたけど、どうしても原因がわからなくて。
（たら本でいつもトラックバックが送れなかったのは、こんな技術的な理由でした。すいませぬ。）

で。ちょいと邪道とは思いつつも、プラグインで、トラックバックのpingを飛ばすことに。
プラグインはふたつ見つけた。どちらもちゃんと飛びますが、ひとつめがよりシンプルで、日本語もされてたので、こちらを使うことに。
□Smart update pinger « :: plasticdreams ::
□Ultimate Plugins Smart Update Pinger [Ultimate Plugins]

これで、トラックバックは飛ぶ…とはいえ、また、スパムがいっぱい到来するんだろうなあw
今まで、WP標準スパムバスターのAkismetすら、使っていなかったんです(・∀・)
ほとんど会員制サイト状態でしたが、これからは莫大なスパムの襲来を覚悟せねば。
Feedburnerも登録、と。

　　＋

Wordpressは早くも、2.7ベータ３にバージョンアップ。

管理画面がさらに使いやすくなった。色もうっすらグレーになって、目にやさしい。
でも、うちでは「自動アップグレード」がうまくいかなかった。どうしてだろう。
たぶん作業用の一時ディレクトリのパーミッションの問題か。（wp-content/upgradeというフォルダがあやしい。）サーバにもよるらしいのですが。
これは目玉機能なので、ぜひ使いたいもの。あとで調べよう。

コメントにアバターがちゃんと表示されない問題を発見。モンスターとか、Identiconという万華鏡のような模様を作るやつが働いてない。
これも要調査のこと。

　　＋

Wordpressでは、トラックバックは、ややレガシー（時代遅れ）な扱いなってるふしあり。
MTの製作者夫妻が仕様を決めたと聞いてますが、スパムが増えすぎた。

相手のサイトに、自分のサイトへのリンクを張ることができるトラックバック。
スパムが増えると、検索エンジンの精度が落ちる。検索サイトは、リンク数を数えて、表示順を決めるのが基本。広告サイトがいたるところに、自サイトへのリンクを張れると、困った状態になる。

今は、だから、GoogleReaderとか、RSSリーダで、読者が自分で登録したサイトの「最新の記事」を読むことになっています。（ユーザ登録による「被リンク数」は当てになるデータとなるから。）
うちの読者は、「レガシーな」方もまだまだ多そうなんですが（失礼なw）、フィードリーダを使っておられないかもしれませんが、たくさんのブログの更新記事をイッキに読む場合にもたいへん便利なので、おすすめです。

うちのブログだと、上部のナビゲーションバーの

というマークをクリックすると、新しめのブラウザなら、登録を推奨するようなメッセージが出てくるはず。 </description>
		<link>http://www.overcube.com/wordpress/archives/1608</link>
			</item>
	<item>
		<title>AMAZ君EXプラグイン</title>
		<description>447800353X

上のような、アマゾンの本とかDVDのリンク。
asin番号と簡単なタグを打ち込むことで、自動的に生成される仕組み。
以前から自前で作ってるんですが、今回がんばってWordpressのプラグインにしてみました。

けっこう苦労してしまった(⌒_⌒;)
別に難しいことは何もしてないはずなのに、土曜日から始めて、４日ががりに。２０時間以上を費やしてしまったかも。とほほ。

たいへんぞんざいなコードなんですが、せっかく作ったんで、恥ずかしながらさらしておきます。
WPにはアマゾンを扱うプラグインもすでにたくさんあるのだけれど、どれもゴージャスすぎてかえって使いづらい。
これくらいシンプルなほうが、かえってカスタマイズしやすいし（言い訳）。
もうちょっと完成度が上がったらパッケージにして配布するかも（しないかも）。

&#60;?php
/*
Plugin Name: AMAZkunEX
Plugin URI: http://www.overcube.com/wordpress/
Description: うちのブログにアマゾンリンクをつけるプラグイン。
Author: overQ
Version: 1.0
Author URI: http://www.overcube.com/wordpress/
*/
add_filter('the_content', 'amazkunex',10000);
function amazkunex ($content) {
$amaz_pattern = &#34;&#60;amazkunBook&#62;(.*)&#60;/amazkunBook&#62;&#34;;
if (preg_match_all ( &#34;/&#34;.$amaz_pattern.&#34;/&#34;, $content, $matches )) {
foreach( $matches[1] as $amaz_val ) {
$amaz_nakami = file_get_contents(&#34;http://ecs.amazonaws.jp/onca/xml?Service=AWSECommerceService&#38;SubscriptionId=ここにサブスクリプションIDが入る&#38;Operation=ItemLookup&#38;IdType=ASIN&#38;ItemId=$amaz_val&#38;ResponseGroup=Large&#38;Version=2005-10-05&#38;AssociateTag=ここにアソシエイトIDが入る&#38;Style=ここに整形用のXMLのURIが入る&#34;);
$okikae = ‘&#60;div class=&#34;amazkun&#34;&#62;’.$amaz_nakami.’&#60;/div&#62;’;
$content = str_replace(’&#60;amazkunBook&#62;’.$amaz_val.’&#60;/amazkunBook&#62;’,$okikae,$content);
}
}
echo $content;
}
?&#62;

Amazonアフィリエイト、ディベロッパーのIDが必要。整形用のXMLも要自作。
amazkunex.phpとか、適当な名前をつけて、プラグインフォルダにアップし、管理画面でプラグインを有効に。
商品のasin番号を次のようなタグでくくってやると、表示されるはず。CSSとかのデザインも自前で作成のこと。

&#60;amazkunBook&#62;asin番号&#60;/amazkunBook&#62;

◆AZ::Blog はんなりと、あずき色☆: AMAZ君（改）
◆AZ::Blog はんなりと、あずき色☆: 簡単タグでamazonアフィリエイト・第２回

以下は、応用テスト。

B001AQYQ1M

B000HOJDSO

B00111GLEQ

B001IKC5L8


解説（自分用）

1.プラグインの説明

/*
Plugin Name: AMAZkunEX
Plugin URI: http://www.overcube.com/wordpress/
Description: うちのブログにアマゾンリンクをつけるプラグイン。
Author: overQ
Version: 1.0
Author URI: http://www.overcube.com/wordpress/
*/

ここを読み取って、WPのプラグイン画面に表示される。
本格的にはこのあとに「ライセンス情報」を記入。
□プラグインの作成 - ...</description>
		<link>http://www.overcube.com/wordpress/archives/1569</link>
			</item>
	<item>
		<title>スパゲッティをお昼に料理するのはヘンなんでしょうか</title>
		<description>4101001413

以前、村上春樹さんがタイム誌で読者質問に答えた記事について書きました。
◆村上春樹がタイム誌で読者の質問に答える &#124; AZ::Blog
◆10 Questions for Haruki Murakami - TIME

その中でひとつ、ずうっと不思議に思ってることがあるんです。
四つ目の質問。
「西洋の文化を引用することで、物語にどんな影響がありますか（How do Western cultural references affect your stories?）」ってところ。
その答えで、春樹氏、


「作中人物に昼間っからスパゲッティを料理させてたら、西洋の読者からそれはヘンだよと言われました−なんで日本人は昼間からスパゲッティを料理するのって。」

When I write that my character is cooking spaghetti for lunch, some Western readers say it's strange: "Why is a Japanese guy cooking spaghetti for lunch?"

4579205391

え。お昼（for lunch）にスパゲッティ食べるのって、ヘン（strange）なの？

これがずっと疑問だったので、イタリア在住のねるさんにお尋ねしたところ、



スパゲッティ、昼に食べなくていつ食べるんですかっ(笑)。
いや、朝に食べるとおかしいだろうけど、昼、おやつ、夕、夜食、いつでもありだと思います。
最近、少しずつ生活習慣が変わってきてますけど、イタリアでは基本的に
昼にばっちり食べて、夕食は軽めという人が多いです。
スパゲッティ(パスタ全般)ってイタリア人の食事において定番中の定番ですから
メインの昼に食べるのは、日本人の定食にご飯がついてるのと同じくらい
当たり前のことだと思いますよ。

ーイタリアごろごろ猫記:Non solo &#34;Miao&#34;　「にゃあ」だけじゃない - コメント欄

と太鼓判を押していただきました。
ほら、やっぱり、昼間食べてもヘンじゃないじゃない。

いったい、どういうことなんだ(・∀・)
英文の読み取り、なんかまちがってますかねえ。（よく間違えるのは間違える私ですが…空耳アワーな英語ww）
日本人がスパゲッティを料理すること自体が、西洋化されすぎてて、strange…そう思う読者がいる…てなことは、いまさらないはずと思うんだが。いやあ、そうなのかなあ。
やっぱり、for lunch がstrange、というように読める。for lynchじゃないですしね（謎）

「ねじまき鳥」の冒頭、「泥棒かささぎ」を聴きながら、スパゲッティを茹でてると、電話がかかってくるってとこのこと。

それと。ねるさんは、「魔女の宅急便」を見たことがないらしいんですよ。そんな。
誰かDVD送ってあげなきゃ(∂_∂)
イタリアに住んでるネコ好きの人が、ゼッタイ見るべきものですもんね。

B000I0S8RY

B00005J4ST </description>
		<link>http://www.overcube.com/wordpress/archives/1518</link>
			</item>
	<item>
		<title>Simple TagsプラグインをWordpress2.7で使う方法</title>
		<description>Wordpressを2.7ベータにアップデートしたところ、「Simple Tags」プラグインが使えなくなった。
WP管理画面の上部に、「Simple Tagging」という古いバージョンの代替インストールがうながされるものの、これだと機能がいまいち。
記事のタグ付け、タグクラウドなどを管理する、すごく便利なプラグインで、SimpleTagsが使えないのは痛い。

検索してみたところ、カンタンにWP2.7でも使える方法がわかったので、メモっておくと。

SimpleTagsプラグインで、「simple-tags.php」というファイルを、テキストエディタで開き、ちょこっと書き換えるだけ。

まず、以下の箇所を見つけて、

if ( strpos($wp_version, '2.5') !== false &#124;&#124; strpos($wp_version, '2.6') !== false  ) { 

次のように書き換える。

if ( strpos($wp_version, '2.5') !== false &#124;&#124; strpos($wp_version, '2.6') !== false &#124;&#124; 
strpos($wp_version, '2.7') !== false ) {

それだけ。
そっか。「strpos」とは、こういうふうに使うんだ。
次回のバージョンアップでも、まんま使えそうですね＼(＾▽＾)／ </description>
		<link>http://www.overcube.com/wordpress/archives/1496</link>
			</item>
	<item>
		<title>Wordpress2.7-ベータ2</title>
		<description>

Wordpressをバージョンアップ。２．７ベータ２（日本語版）にしてみました。
□WordPress &#124; 日本語 » WordPress 2.7 ベータ 2

今回は、管理画面のレイアウトが大幅に新しくなった。非常に使いやすいです。
Ajaxで、項目を細かく表示したり、折り畳んでコンパクトにしたり。
それぞれの項目を、ドラグ＆ドロップで自由に入れ替えることも。
たいへん気にってます。自動アップデート機能、プラグインを検索して追加…なんて機能もついたみたい。
Ubuntuもそうだけど、どんどん良くなっていくなぁ。It's getting better all the time.

ヘルプを見てたら、「ブログ心得」みたいなのがありました。（いかにも「翻訳」って感じのw）
□Writing Posts - WordPress Codex 日本語版

この手ので、以前、面白いなと思ったのは、有名な「A List Apart」の記事。（その記事自体がすでに主張と矛盾してたりw）
□A List Apart: Articles: 10 Tips on Writing the Living Web

ブログは、大げさなもんじゃなくて、基本的にはネットに情報を提供するための便宜をはかるツールのひとつ。
とはいえ、予想以上に、その「仕組み・仕掛け」に「内容」が制約を受ける。
同様なさまざまなツールとシームレスな関係にあって、どんどん融合していく。
だから「裏方さん」が変化拡大すれば、それだけいろんな（思いもよらない）使い方が広がっていく。
そう、オバマは、２．０が可能にしたもの、と結論するしかないもの。
□Barack Obama &#124; Facebook
□Flickr: Barack Obama's Photostream
□YouTube - BarackObamadotcom's Channel </description>
		<link>http://www.overcube.com/wordpress/archives/1477</link>
			</item>
	<item>
		<title>ロリポップのPHPが５になった件</title>
		<description>うちが借りてるレンタルサーバ、ロリポップ。
PHPが４から５にバージョンアップ。

include文で読み込んでる部分で、エラーが出るようになったけど、対処法がわかったので、メモっときますと。

対処法は、読みこむファイルを、「http〜」で始まるアドレスじゃなくて、ロリポのサーバの相対パスにすればよいです。
「/home/sites/lolipop.jp/users/」で始まる長いやつ。
それだけ。

あと、ロリポの７周年キャンペーンに参加中。
ビミョーなプレゼントがもらえるらしい。

 </description>
		<link>http://www.overcube.com/wordpress/archives/1471</link>
			</item>
	<item>
		<title>錬金術な3Dデスクトップ</title>
		<description>

今月初めに、UbuntuをIntrepidにアップデートしてから、３Dデスクトップのデザインを「錬金術」っぽくカスタマイズしている私。

ヤコブ・ベーメとかジョン・ディーとか「両宇宙誌」とか、そういう世界の代物ですわ。（ウィキペディアのページの下のほうにある、「External links」をたどると、シンボルと紋章に満ちた書物への扉が開かれます。ああ、いいんです、わかる人にだけわかればw）
Intrepidからデフォルトで、キューブが立方体じゃなく、球体化できるようになったんで、ホムンクルスを錬成する坩堝…というイメージ。

ええ感じですぅ。
見たか、アル。このカッコよさを。
（真上から見た図　:　オバマさん当確の頃）

…と、この記事は、たんに自慢するために書かれた…しかし、誰に自慢？(；・∀・) </description>
		<link>http://www.overcube.com/wordpress/archives/1345</link>
			</item>
	<item>
		<title>たら本46 「つい、うっかり」 〜 ホフマン「悪魔の霊酒」</title>
		<description>「つい、うっかり」
…というのは、いたくフロイトの興味を惹くものだったようです。
錯誤行為、と精神分析では呼ばれます。
うっかり…偶発的におこなっているように見えて、
じつは無意識の意図がある。
そう勘ぐってみるのが、フロイトのやり口。

でも、古代から人は、何となくこのことに気づいていたらしい。
悪魔（＝神）は最初、「つい、うっかり」の形で、囁きかける。
「魔がさす」という。
事件のあと、当事者から発せられる「つい、うっかり」は常套句。

それに運命もまた、
「つい、うっかり」の姿で来訪する。
神様は「つい、うっかり」な仕方で、世界を設計したのだから。
天網恢々，疏にして漏らさず。

4480422072


偶然の形でおとずれた、さまざまな出来事が、
やがては、ひとの人生、人類の歴史をも決定していく。
あとから眺めてみれば、けっして偶然ではなかった、
それは「宿命」とでも呼ぶほかないもの。
神の見えざる手のしわざ。

よく出来た小説というものも、そんなふうに書かれます。
ささいな偶然が積み重なって伏線となり、
やがて大きな事件へと登場人物たちを誘導していく。
神話なんかだと、明確で大きな「しるし」であるものが、
小説では小さな小さな偶然…「つい、うっかり」としてそっと説かれます。
しかし、やがてそれらが、決定的な意味を持つ。ミミズの小さな小さなトンネルが、巨大な地形をも変えていくように。 ((「小説」とは、中国では、皇帝の宣べる「大説」に対し、巷間で名もなき庶民が話しては消える噂話、立ち話、あるいは井戸端会議の言葉。しかし、小さきものの堆積が世界を作る。ちなみに、井戸は古代には、神のすみかとされ、その底に耳を澄ませば、神の声が聴き取れた。また、巷の誰ともしれない言葉のうちに、神の声を見出すのが、辻占。「つい、うっかり」の集積が、世界の正体なのかもしれない。。))

探偵小説はたぶん、形式として
もっとも小説らしい小説…「小－説」の雛形であるわけですが、
「小さな偶然」「つい、うっかり」が鍵になっている。
それらがじつは運命を導く「しるし」であったと気づく
…それが謎を解く、探偵（＝フロイト）の仕事。

　　＋

「つい、うっかり」
今回のお題で取り上げてみるのは、ホフマン「悪魔の霊酒」。
つい、うっかり読み出したら止まらない、ものすごく面白い小説です。
背徳の焼けつくような愉しみと、
報いから逃げに逃げる犯罪小説でもある。 ((この作品と思いのほか似ているのは、故三浦元社長かもしれず、デスノートかもしれない。))
そして最後まで読み終えると、
予想もしなかった荘厳な場所へ連れていかれる、神秘主義の奥儀。
「悪魔」というものが実在することを確信する…そして、神、もまた
…そんなやばい小説でもあります。
埋もれた傑作…というものがあるとしたら、この作品こそがまさにそう。

２００６年に文庫本が出て、読みやすくなりました。
たぶん、すぐ絶版になってしまうので（笑）、買うなら今しかない！
…といっても、「文庫のくせに１０００円異常」で、私にとっては許しがたいお高さんではありますが。

  +

エルンスト・テーオドール・アマデーウス・（E.T.A.）ホフマン。
19世紀初頭のドイツの怪奇幻想文学の鬼才。ロマン派の代表的存在。
モーツアルトと同じ「アマデウス」の名を持つのは、
彼がほんとは音楽家になりたかったから。
（津原泰水をふと連想します。）

作風は、今のホラーやファンタジー映画と、限りなく近いテイスト。
幻想や恐怖を映像（ヴィジョン）化した世界。
視覚聴覚にうったえる、動的なイメージの氾濫…が特徴。
（四季さんがこないだ記事にしてたマイリンク「ゴーレム」などは、
ホフマンの絶大な影響下にあります。）


むかし出会ったことのある人間たちが、醜く歪んで気違いじみた顰め面を見せながら、立ち現れた。−どれもこれも、頭だけの姿で、その耳のすぐわきから生え出たコオロギの脚であたりを這いずりまわり、わたしのほうをむいては陰険な目つきで笑うのであった。−奇妙な形の鳥たち−人間の顔をもつ鴉たちが空中で騒いでいた。…
騒ぎはますます気違いじみていき、さまざまな姿の化け物たちは、いっそう奇っ怪で奇抜な形に化け、人間の脚をして踊りまくる小さな蟻から、ぎらぎら光る目をもつ長い長い胴体の馬の骸骨まで、それはさまざま。この馬の骸骨の皮はそれがそのまま鞍敷そのものになっていて、光を放つフクロウの頭をした騎士が乗って跨がっている。−底の抜けた盃がその騎士の鎧−逆さまにした漏斗が兜。地獄の悪戯もここに極まれり。わたしじしんが笑う声が聞こえる。



「悪魔の霊酒」についていうと、デヴィッド・リンチの作品群、
「ロスト・ハイウェイ」
「マルホランド・ドライブ」
「インランド・エンパイア」
…広義の、真正のホラー（運命から逃れたい＝捉われたい）…
にとてもよく似ていると思いました。

B00005V2MG

とある修道院。
そこには宝物を納めた部屋があり、
いにしえから伝えられた聖者の遺物などが保管されている。
…といっても、おそらくその多くは「にせもの」。
よく考えてみれば、ここにあるはずもないもの。
管理をまかされた老僧にもそれはわかっていて、
しかし「にせもの」でも信仰のきっかけになることがある
…というような話を主人公に話し聞かせる
（この議論もなかなか見事なものなんです…ロマンチック・イロニー…この世界における「象徴・紋章」のあり方）
「しかし…」と老僧は言うのです。
悪魔の霊酒（エリクシール）だけは別だ。
これは人を罪業へみちびき、滅びの道へと走らせるものだから。
けっして、開けてはなりません、人に見せてもいけない。
そう言い残して、宝物管理の仕事を、
若い僧である主人公に引き継がせるのでした。

で、もちろん、「つい、うっかり」、
悪魔の霊酒を飲んでしまうわけです。
そして、物語は転がり始める。
主人公は濃厚な悪の美酒に酔い、
夢うつつのうち世界をさまようことになる。

…と、この先も書いてみたいのだけれど、どう書いてもネタバレになるw
知らないで読んだほうが絶対面白いので、書かないでおきますが、
このありがちな出だしから、どんどん意外な展開、
ありえない偶然が濁流のような速度と強度で、
登場人物たちを呑み込んでいく。
そんな「つい、うっかり」な偶然はないだろう、
それはいくらなんでもご都合主義にすぎるのでは
…と思えたものが、こんがらがっていき、
やがて最後に、とんでもない深みでつながりあう。
神様（悪魔）は「つい、うっかり」の方法にのっとって、
この世界を想像したにちがいない。

プロットは、たぶん今まで読んだ小説の中でも、もっともすごいもの。
ホフマンは貧困のさなか、猛烈なスピードでこの長編を仕上げており、
天上のアイデアをかすめとり、奔流のようにほどばしる。

フロイトはホフマンに強く魅了されていた。
ホフマン作品に圧倒されてしまう自分が嫌で、
それから逃れるために「理論」を作ったようなもの。
（「不気味なもの」というフロイトのホラー論、
とくにドッペルゲンガーについてが、それ。）
でも、結局、ホフマンの爆発的な奔流に押し流されたかなあ。
フロイトはこの作品にカオスを見出すのだけれど、
「悪魔の霊薬」は巧妙に仕組まれたコスモスかもしれない。



あたしが話題にしているのは、世に意識と名づけられている特殊な精神機能のことなんですぜ。その特殊精神機能ってのが、じつはほかでもない、外国関税徴収官−もしくは内国関税徴収官−もしくは国家監査役長官補佐なんて手合いに見受けられる、いまいましい活動とまったくおなじことをやらかすわけなんでしてね。…
どんな商品でもそれが外へ出ていこうとすると、『おい…こら、こら…輸出は御法度だぞ…国内で、国内でやれ』ってなことをぬかすんです。−こうなっちゃあ、いかに美しい宝石でも、つまらない穀物の種子みたいに、地面の中に埋められてしまい、芽生えてくるものはっていえば、せいぜい砂糖大根くらいのもの…

というくだりは、超自我の理論を思わせますが、実際、フロイトはこの部分を抜き書きしています。パクった、とも言いますね。

4480422080

4000926772

「悪魔の霊酒」は、同じ話が何度も何度も繰り返す。
輪廻転生するといってもいい。
同じ罪業（カルマ）を背負ったキャラクターが現われ、
少しずつ形を変えて、物語は変奏されていく。

以下は私の読み方で、ひとつの解釈にすぎないのですが、
探偵と犯人のたとえを通じて、作品の仕組をメモっておくと。
（作品を読んでないと、わけわからないかも。
具体的な話はないので、ネタバレはたぶんないです。
すごく抽象的…リンチ作品の解釈を思いつつ、書いてみるので。）

犯人は、「つい、うっかり」な偶然を通じて、
結局いつも同じ運命にからめとられてしまう。
どのシチュエーション(偶然の集積)でも、
同じ罪業が再現。
いわば、どのようにカードを配っても、
結局は同じ手で上がる（破滅する）ことになる。

しかし、主人公は絶えず、
その運命（カルマ）から逃れようと悪戦する。
その偶然、その巧妙が、じつにスリリング。
背徳の喜びを読者に与える、悪魔の書になっています。
別な人物になりかわること（IDのすり替え）によって、
罪から逃れようとする。
そして、それを見抜くのが「探偵」の仕事。
輪廻するのは自我の仮面ではなく、カルマのほう。
ちがっているようにみえても、それらは同一犯。

ところが、驚くべきことに、
この作品で、探偵とは、犯人自身。
因果の応報から逃れたい気持ちとは裏腹に、
罪業の謎を解き明かし、
報いを真正面から一心に受け止めたい祈りもある。
逃げたがると同時に、追いかけている。

「別な人物」になりすましたつもりでも、
やがて偶然の集積が、同じ罪を繰り返させるという反復する宿命。
表面の仮面はすり替えられても、カルマは何度でも転生し、
「解決」されるまで、罪業は繰り返す。 ((「ツイン・ピークス」の最後。
ロッヂの赤いカーテンの部屋で、
エージェント・クーパーが、グルグルと逃げ回ったすえに、
ついに「ボブ」に捕まるシーンを思う。
それはウロボロスのように、どちらが追いかけ、どちらが逃げていたのか。))

こうして、自分自身との鬼ごっこ、
かくれんぼのような様相から、
さまざまなドッペルゲンガーのバリエーションが生じる。
一方が存在すれば、他方は存在し得ない…はず。
しかし、それはカードの表裏のように、本来は
「たったひとつのもの」なのかもしれない
…これがこの小説を解く鍵。
いろんなレベルで、いろんな「ダブル」があらわれ、
小説はもつれにもつれたプロットを呈しますが、
おそらくすべての謎は解き明かされる。

　　＋

実体的な形では、この小説には、
悪魔も神もあらわれていない
…はずなのに、読み終われば濃厚に、
それらの気配のうちに放り込まれる。
もっとも、物体と同じように悪魔や神があるなら、
現代だって誰もがそれらを信じるだろうから。
そうではない形、姿で、それらはある（＝ない）。
悪魔のエリクシールは、ただのワインかもしれない。
そして、ただのワインは、悪魔の霊酒。
表と裏は同じ一枚のカード。
うっかりとさだめ、偶然と運命、逃げるものと追うもの、
罪業と恩寵、悪魔と神が、
表や裏を見せながら、高速でかけめぐる傑作です。

なお、霊酒…エリクシールというのは、錬金術では、
卑金属を黄金に変える秘薬のこと。
小さな「つい、うっかり」を、業火をくぐらせて、
神の恩寵へと錬成する。
卑小な人の小宇宙（運命）と、偉大な神のコスモス（摂理）をつなぐもの。
すなわち賢者の石と同じものとみなされていました。
 </description>
		<link>http://www.overcube.com/wordpress/archives/1349</link>
			</item>
	<item>
		<title>たら本46、開催中！</title>
		<description>

たら本46、開催中です。
主催者さまは、「時々、読書感想文。」の、おなじみ菊花さん。
お題は、「つい、うっかり」。



第46回「つい、うっかり」
本にまつわる貴方の「つい、うっかり」なエピソード
または、
「つい、うっかり」が描かれている本を教えてください。

例えば、
本を読んでいたら電車を乗り過ごした。表紙だけ見て本を大人買いした。アマゾンを見ているだけのつもりが購入ボタンをクリックしていた…。そんな「つい、うっかり」エピソード。
あるいは、
「裸足でかけてく、陽気な♪」彼女など、「つい、うっかり」なトボケた登場人物は、小説やマンガの物語を転がす重要なキャラクターとして人気者。そういった人物や事件が登場する本の紹介でもＯＫです。

「時々、読書感想文。」



今回のバナー。
なぜ、これが、「つい、うっかり」なのか。
今回は予告じゃないので、お題のヒントにならなくてもいいというわけで、お題と照らし合わせて考えていくと、いろいろな「つい、うっかり」が連想される仕掛けになっています。
すなわち、

あ。つい、うっかり…離婚届に赤い液体をこぼしてしまったよ。
い。つい、うっかり…あの女（男）と結婚してしまったのが、そもそものまちがい。
う。つい、うっかり…ほかに女（男）もできてしまったことだし。
え。つい、うっかり…離婚もしてしまえばいいんだ、あんな女（男）。
お。つい、うっかり…隠し持っていた諸橋轍次著「大漢和辞典」で、あの女（男）を殴り殺してしまった。

という具合に、人生には「つい、うっかり」が憑きもの(-_-;)
みなさんも、こぼしたり、こぼされたり、くっついたり、離れたり、殴り殺したり…そんなうっかりがきっとあるはず。

つい、うっかり、このまま、汚れた書類を提出しても、つい、うっかり、お役所は受理してくれそうです。
なんといっても、「つい、うっかり」がお役所仕事の原則ですから。
血のりがベッタリなだけに、離婚届けというより、結婚（血痕）届け…おあとがよろしいようで。
また次回、ついうっかり死体処理篇で。

（以下、カレーこぼし篇、ワインこぼし篇、カルピスピーチミルクこぼし篇もご用意してみました…我知らず体験談を語ってしまった気がする。。）

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		<title>QnapShots #048 「perhaps hope」</title>
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明日はアメリカ大統領選。

The Audacity of Hope。
未来を希望するのは、大胆不敵な挑戦。
アメリカの今。

演説はレトリックではない。
「抵抗勢力」というような仮想敵をもうけて、危機感から「こっちへ来い、ここが正義」とあおるのではない。
敵と思われるものへ、手を差し伸べる。呼びかける。
ともに、進もう、と。ユナイテッド・ステイツ…アメリカ。

スピーチはたしかにマジカル。
悪を浄化（パージ）すると称する、力としての正義が次々あらわれる世界で、ただディーセントである人。
こんな人が、今のアメリカから現れる。

The Audacity of Hope: Thoughts on Reclaiming the American Dream (Vintage)Barack Obama￥ 827 / Vintage Books ( 2008-07-15 ) 通常8～13日以内に発送 </description>
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