QnapShots #059 「復活した神」

written by overQ
地輪水輪が復活した神爪五輪塔

神爪と書いて、カヅメと読む。
そんな地名が高砂にあって、山陽道を姫路から抜けたすぐのあたり。

大きな五輪塔がまつられています。

神爪の五輪塚

ついこないだまで、真ん中の丸い玉(水輪というそうだ)がなかったのです。

ところが、先日あらためて通ると、なんと水輪地輪が復元。
もとの高さに、塔が立ちあがっていました :razz:
根強い信仰があるのです。
…完全な球体ではなくて、ぽっちゃり型というか、安定感があって、面白いです。
奉納相撲の土俵らしきものも、そばにできていました。

神爪五輪の土俵

神爪は、民間信仰のこゆい地域…その一方で、あの合理的で唯物論的な山片蟠桃が出た土地でもあって、なかなか複雑。
南には石の宝殿、北にちょっと歩けば、安倍晴明のライバル、陰陽師・芦屋道満の生誕地とされる正岸寺(神吉町岸)があったりと、数十メートルおきに、いろんな不思議に出会える場所。
それにしても、山片蟠桃と芦屋道満が同じあたりの出身というのは、あまりに謎めいている(ふたりが五輪の前で相撲を取っているビジョンがまぶたに浮かぶ)。。
山陽道の旅は昔から(マニアには)楽しかったにちがいないのです。


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